へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

赤ちゃんはどこからくるの?

2006-09-28 23:50:15 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

おだじま先生のおくさんが、赤ちゃんを生みました。 女の子なんだって。
かわいいだろうなあ、いいなあ。みてみたいなあ。
ぼくは今のところ一人っ子みたいだから、どうしてもきょうだいがほしいんです。できれば、いもうとがいいなあ。赤ちゃん、ふわふわだろうなあ。
ほしいなあ。 ぼくがぼんやりしていると、
「さらだ先生は、赤ちゃんが生まれないんですかあ」
と、はるみちゃんが手をあげてききました。
「せ、先生のうちはまだまだだよ
と、赤くなっています。
あ、そうか、さらだ先生はぼくのしんせきだから、赤ちゃんが生まれたら、うちであずかればいいんだ。慶子おねえちゃんだって、先生なんだから。
いいなあ、そしたら毎日赤ちゃんとあそべるなあ。 たのんでみよう。
「先生、赤ちゃんはどうやってつくるんでしですか」
と、だれかがしつもんしました。
先生、びっくり
「赤ちゃんは、せっくすしないとできないんだよ」
たかのり君がとくいげになって、いいました。
「えー、やだ、えっち
「えっち
「えっちだあ
女子がさわぎだしました。
「おい、こら
さらだ先生は大あわてで、みんなをとめました
まったく、元ヤンキーのくせに、こういう時になると役に立たないんだから

つづきます。
コメント
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