へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

じゃがいも堀り

2007-07-02 21:00:04 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日、雨の合間をぬって、学校の菜園でじゃがいも堀りをしました。
じゃがいもはたくさんできていましたが、中には緑色になっているものや、虫食いがあったりして、豊作とはいえないようなできになってしまいました。
このじゃがいもを使って、飯ごう炊飯でカレーを作って食べる予定です。
学校の近くのお城あとにたっている県庁の建物は、古くなったので遠いところに移転してしまい、そこの場所を通りぬけて坂を下ると川が流れていて、その河川敷に県庁の人たちが利用する駐車場がありました。そこが整備されて公園になっていて、バーベキューができる施設ができました。そこで、飯ごう炊飯をやるんだそうです。
「台風がきたら、どうするんだべな」
たかのり君がじゃがいもの中から「こんにちは」している虫をほじくりだしながらぽつんとつぶやきました。
「飯ごう炊飯だって、中止になっちゃったら、中学に入ったらばらばらになっちゃうからできなくなるんだよなあ」
なんだか、この間の中学受験が頭に残っているのか、いつもは元気なたかのり君ではなくてつまんないです。
でも、ぼくだって、同じ気持ちだよ。
と、思ったのもつかの間、緑色の小さなじゃがいもを投げっこ遊びが始まってしまい、先生たちにものすごくしかれらてしまいました。
食べ物は、大切にしようね
コメント
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