「あら?小柳ルミ子再婚だって」
と、おばあちゃんが今朝のテレビの芸能ニュースを見て驚きました。
「しかも、27歳も年下だって」
「何だかなあ、相手は俺より年下だよ、信じらんないね」
おとうさんは、納豆をかき混ぜながらあきれた口調です。
「好きなら別にいいんじゃないか」
けんちゃん先生は、ししゃもを丸かじりしています。
「私も、がんばればなんとかなるかな」
お、おばあちゃん?
「おい」
今度は、おじいちゃんが新聞をたたんでムスッとしました。
「あら、今までは男が古女房を捨てて若い女と結婚するパターンだったけど、これからは逆よね。小柳ルミ子と私はあんまり年も違わないしねえ」
「ええっ」
僕たちは、全員こうちょく。
「ま、まぢ?」
「私の方がちょいと年上だけど」
「げえええっ」
またまた、驚き。
「今のが一番驚いた」
けんちゃん先生は、ししゃもをくわえたまんまびっくりしています。
「孫がいてもおかしくねえってことか、小柳ルミ子は…」
「んで、20代と再婚だあ?」
けんちゃん先生とおとうさんが顔を見合わせ、ぼくとおばあちゃんを交互に見てまた顔を見合わせると、同時にため息をつきました。
「俺より年下の初婚の相手が、孫がいてもおかしくねえ女と再婚だなんて、信じらんない」
「いくらなんでもなあ」
それをきいたおばあちゃんは、
「ため息つく前に一度くらい結婚したらどうよ」
と、ピシャリ。たしかにねえ。
へちま細太郎でした。
と、おばあちゃんが今朝のテレビの芸能ニュースを見て驚きました。
「しかも、27歳も年下だって」
「何だかなあ、相手は俺より年下だよ、信じらんないね」
おとうさんは、納豆をかき混ぜながらあきれた口調です。
「好きなら別にいいんじゃないか」
けんちゃん先生は、ししゃもを丸かじりしています。
「私も、がんばればなんとかなるかな」
お、おばあちゃん?
「おい」
今度は、おじいちゃんが新聞をたたんでムスッとしました。
「あら、今までは男が古女房を捨てて若い女と結婚するパターンだったけど、これからは逆よね。小柳ルミ子と私はあんまり年も違わないしねえ」
「ええっ」
僕たちは、全員こうちょく。
「ま、まぢ?」
「私の方がちょいと年上だけど」
「げえええっ」
またまた、驚き。
「今のが一番驚いた」
けんちゃん先生は、ししゃもをくわえたまんまびっくりしています。
「孫がいてもおかしくねえってことか、小柳ルミ子は…」
「んで、20代と再婚だあ?」
けんちゃん先生とおとうさんが顔を見合わせ、ぼくとおばあちゃんを交互に見てまた顔を見合わせると、同時にため息をつきました。
「俺より年下の初婚の相手が、孫がいてもおかしくねえ女と再婚だなんて、信じらんない」
「いくらなんでもなあ」
それをきいたおばあちゃんは、
「ため息つく前に一度くらい結婚したらどうよ」
と、ピシャリ。たしかにねえ。
へちま細太郎でした。