LINEをはじめとする子どもたちのネット問題が低年齢化・深刻化し、大きな社会問題となっています。
家庭・学校でもその対応が後手後手に回っていまるのが現状です。
全国学力検査の結果、スマホやゲームと学力の関係性も大きくクローズアップされました。
「子どもがゲームに夢中で、勉強をしない」
「いくつものライングループをつくって、どこからも見捨てられないために 必死にLINE画面にしがみついているわが子の姿に愕然」
「ママ友の中でも、中学生高校生レベルのLINEトラブルが起きている」
「ゲームを持たないと仲間はずれになるのではという心配から持たせたが、結局はもっても持たなくてもトラブルが起きる」
私は、あちこちの小中学校に講演に行かせていただきますが、どの学校でも、子どもたちが抱える問題の中で必ずと言っていいほど出てくるのが
「スマホ」「ゲーム」「ネット」
というキーワード。
子どもたちが起こす想定外のトラブルに大人は、ただおろおろするばかり。
それどころか、自分自身も、ネット環境の中でトラブルを起こしたり、巻き込まれたりという現状があります。
その理由に、
「大人より子どもたちのほうがよく知っている」「自分が子どものころに体験がない」「進化が早くてついていけない」
などがあるといわれます。
私は、養護教諭として小中学校に勤務している時代から、メディアリテラシー、ネットリテラシーに取り組んできました。
退職後はコミュニケーション関係の講演の中で 脳科学の視点から 現場での体験を交えて
「ネットいじめが起きる脳の科学と心理」などをお伝えしてきました。
そんな中、すごい人に出会いました。
一般社団法人子どもコミュニティサイト 大笹いづみ さん
この冬に初めてお会いして、そのまま意気投合し、まずは名古屋でコラボをさせていただきました。
参加者は、教育委員会の指導主事さん、保護者の方、専門学校の先生、小学校や高校の養護教諭さんなど。
問題意識を持った熱心な方が集まってくださいました。
どうして、既読スルーが許せないと感じてしまうのか
ネットで必要以上に感情がたかぶってしまうのはなぜか
DSに潜むトラブルの危険とは何か
実際にLINEはずしを体験し、どんな気持ちが子どもたちに起きるのか
具体的に大人は子供に何をしてあげるべきなのか
最後には それぞれが今現実に困っていることをシェアしあいました。
7月に開催し、大好評だった講座を、9月13日(土)に横浜・桜木町 横浜市民支援活動センターで 開催します。
http://heart-muscle.com/?p=1549
日程は
・9時30分~12時 ・・・・脳の科学からとらえる「孤独のコミュニケーション」(桑原)
・13時15分~15時45分 ・・・・子どものネット社会を体験&大人の役割を考える(大笹)」
※午後は、実際にタブレット端末を使ってネットの体験をします。
・15時45分~16時45分 情報交換会(講師への質問など)
この講座では、子どもたちを取り巻くネットの現状を理解するともに実際にタブレット端末を使って、子どもたちのネットの世界を体験します。
また、脳の科学から見た子どもたちのコミュニケーションの中の「見えない圧力」「心の孤独」を学びます。
ぜひぜひお越しください。
【日時】
平成26年9月13日(土) 9時半から16時45分
【会場】
横浜市 市民活動支援センター
【受講料】 5000円
【定員】 30名
【こんなあなたのために】
○学校で子どもたちのネット問題が起き、その対応を迫られている。
○子どもたちのネットの現状を知りたい。
○ネット問題に詳しくないので実際にどのようなものなのかを体験して理解したい。
○子どものネット問題に対して大人が何をすればいいのかを知りたい
○家庭や教育現場で何を伝えればいいのかを知りたい。
○学校現場での具体的な取り組みを知りたい。
【この講座で得るもの】
○実際に端末を使って、体験ができるので 子どもたちのネット世界を体感できる。
○ネットの危険性ばかりでなく、プラスの面をどう生かす科の視点もわかる
○ネットいじめについて脳の科学や心の科学の視点から理解できる。
○ネットいじめへの対応やネットとの付き合い方について、具体的な方法と相談ができる。
【講師】
桑原規歌(株式会社ハートマッスルトレーニングジム代表取締役・元養護教諭)
大笹いづみ(一般社団法人子どもコミュニティサイト協議会 代表理事 ・ネットリテラシーアドバイザー/ネットいじめ対応アドバイザー )
【申込み】 http://ow.ly/AQfOf