姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

最強タッグ誕生? 情報教育×学校保健×脳科学

2014年07月13日 | 講演・研修・講座・セミナー

 

 


 7月12日  初歩から学ぶ子どものネット問題~子どもたちの世界で起きていること・大人がすべきこと~ 講座(名古屋会場)を 開催しました。
 
 講師は 午前中が 私(桑原) 

 午後は  
 一般社団法人子どもコミュニティサイト協議会 代表理事 大笹大笹いづみさん

 名古屋で情報教育関係をご専門に活躍されている 元校長先生が繋いでくださったご縁で

 「この方にぜひ会いにいかねば!」ということで

 仕事で神奈川に行った際に お会いし、そのサバサバした 男前の気質(女性の方です) にほれ込み 直感的に 『コラボ』決定。

 お互いのコンテンツを合わせれば、今、学校や保護者に必要な内容を盛り込んだ

 講座を構築できますよね!!というお互いの想いがマッチ★

 「じゃ、前半はネット問題を引き起こす脳の科学と心理を中心に。午後は、実際にタブレットでLINEなどを操作しながら 子どもたちのネット社会を疑似体験」

 日時と会場を決めた以外、内容については本当にこれだけの打合せ。

 ものすごく体感的で直観的で、以降は打合せなし(笑)

 で、当日。

 保護者の立場から参加された方、養護教諭の立場から参加された方、
 
 教育委員会の情報教育の指導者の立場から参加された方

 一般の教員の立場から参加された方

 参加者は少なかったのですが その分 楽しく掘り下げることができました。

 午前中は
 
 子どもたちの人間関係やコミュニケーションの中で起きている出来事を

 脳の科学と深層心理の視点から解明し、

 また、ネットの問題点や指導の方向性、実際に私が現場でやってきた指導例などw

 お伝えしました。

 特に、
「子どもたちは、スマホや携帯を離さないのではなく、そこから逃げることができない無言のピアプレッシャーの中にいる」

「こどもたちは事実そのものよりとその出来事の解釈に苦しんでいる」

「はまり込んだ妄想に焦点が行き、客観性を失った状態から抜け出す支援」

 という視点は みなさんが深く納得してくださいました。


 

 
 みなさん、和気あいあいと 楽しくワークやゲームやフリートークで学んでくださいました。

 
 そして、午後。



   

 大笹先生が持ってきてくださった タブレットを1人1台お借りして 実際にLIEを体験。

 その場で LINEの楽しいやり取りを 疑似のグループを作って楽しみます。

 その中で、おひとりの方が 「LINEはずし」のターゲットとなってくださって

 実際に、外されると画面上でどうなるのか

 その時に どんな気持ちになるのかを 体験。

 「うわーーー、寂しい!! こんな思いを子どもたちはしてるんだ」と、

 思わず声をあげていらっしゃいました。

  
 本当に、これ、今 みんなが必要な学びです。

 子どもたちの世界をちゃんと知ること

 大人では「そんなことくらい」が 子どもたちにとっては「生きるか死ぬか」レベルの苦しみです。

 
   


 最後に皆さんで 意見交換 情報交換を行いました。

 質問や 子どもたちの学校での嘆き、保健室に持ち込まれる相談など

 様々な意見が出されました。


 

 
 本当に、不思議なんですが

 内容について、打ち合わせをしていないのに

 私が言いたいこと、大笹さんが言いたいこと 

 不思議にリンクし、視点を変えて深め合う形になりました。

 このコンビ、最強!!!

 サッカー澤穂希と プロレス吉田沙保里 のタッグみたいなもんです。

 どっちがどっちとは言いませんが(笑)

 
 次回は 9月13日  に 横浜で このコンビが 再び ネット問題を語ります!

 体験できます!!!  http://heart-muscle.com/?p=1549

 ぜひぜひ お越しください。

 

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