盆と正月

癌の心配もとりあえずはなくなり中国語のレッスンに出かけた。
このクラスもあと1回で終わる。途中からだったが1冊の本を終えようとしている。
どんなに簡単な本でも1冊をきちんと終わらせることは大切な学習方法である。
そしてそれを２，３回繰り返してほぼ頭に入れた時かなり力がついたことを実感できる。
かなり自信がついた。続きの２を終わらせれば簡単な会話に困ることもないだろう。後は慣れるだけだから、暮らしていける下地は整ったと言える。
だからと云ってHSKのテストでよいスコアがとれるかというとそれは別問題だ。
テストにはテストに向けたやり方があり、それは全く別の話である。

帰り途に東西線に乗り込んだ。高田馬場で降りるときに気がついたのだが高校の同級生を見かけた気がした。「晩上好」と声をかけられなかったのが残念だ。
彼女は私のような落ちこぼれでも優しく接してくれる数少ない友人である。
おりしも、昨日はもう一人私に親切にしてくれる友人の誕生日であった。
ついでに別れた妻の誕生日でもあり盆と正月が同時に来たような日である。

香港は広東語だからそれも少し勉強しよう。