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2013 4/13の拝観報告6 最終(廣誠院)
写真は、書院から見た次の間と仏堂。
自宅に車を停めた後は、再度地下鉄でお出かけです。
もちろんWAN師匠も一緒。
向かったのは、昼間拝観をWAN師匠に強く勧められた廣誠院です。
僕も師匠も京都文化協会の会員ですので、拝観料は無料でした。
そういう事情もあり、何回でも入りやすかったのでWAN師匠も同行です。
拝観の詳細は、本編を参照してください。
以前にも書きましたが、ここは長らく京都市文化資源保護財団の主催で公開していました。
昨年秋は、古文化保存協会の非公開文化財特別公開で、そして今回は京都文化協会の主催です。
今回が1番いろいろなところを見せて頂いたように思います。
広間でのお茶の接待もありましたし、雪隠を見たのも初めてでした。
庭園を自由に散策は出来ませんでしたが、そのおかげで逆に”誰もいない庭園”の写真を上のように撮ることがでました。
またこの日のアマデウス会の前にもお邪魔したが、夜間拝観も初めてありましたしね。
今後の京都文化協会の活動にも注目ですね。
ここで一旦WAN師匠と分かれ、僕は夜に備えて自宅に帰りました。
そしてその日の夕方からの第2回 アマデウス会 総会へとつながる訳です(笑)。
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turboさまへの回答
写真は、牡丹の咲く乙訓寺
午前中にturboさまから以下のようなご質問がありましたので、お返事します。
質問
5月4日か5日に桂でレンタカーを借りて、長岡天満宮~乙訓寺~光明寺~善峯寺~勝持寺~正法寺~地蔵院~松尾大社のように回ろうと思っています。
もし、このあたりの祝日の道路の混み具合がおわかりなら、教えていただけませんか?回りきれると思われますか?
回答
結論から言うと、「まわれる」と思います。
このルートでは特に午後あたりに混雑すると思われる場所が2ヵ所あります。
それは「長岡の長岡天満宮、乙訓寺」と、「地蔵院の周辺」です。
前者は時期モノ(キリシマツツジと牡丹)、
後者はそもそも鈴虫寺が混む+「そうだ 京都、行こう」効果でしょうか。
その上で総合的に考えても、”このまわり順でいい”と僕は思います。
もしレンタカーを借りる時間を無視して出来るだけ早く行くと仮定すると
長岡天満宮:神社なので何時でもOK
乙訓寺:8:00~
光明寺:開門は6:00頃。この時期伽藍内の拝観はなし
善峯寺:8:00~
なので、最速なら8:00乙訓寺に着けるような計画、つまり長岡天満宮に7:15着ぐらいの計画も可能です(僕の長岡天満宮と乙訓寺の本編の写真は、この計画で行ったものでした)。
しかし実際には桂で8:00頃レンタカーを借りた(トヨタレンタカー桂店は8:00~のよう)としても、手続き等を考慮すると最速で9:00頃長岡天満宮でしょうか。
さて長岡天満宮ですが、駐車場の場所が分かりにくいので注意してください。
地図1の本文で詳細に記載しています。
そして乙訓寺ですが、この時期は臨時駐車場が設けられます。
向かいのコンビニ(ファミマかな)の横です。
光明寺 通常拝観は、門前に駐車できます。
多分ガラガラです。
そして恐らく車にナビがあるとは思いますが、一応。
地図1の上に”至 善峯寺”とあります。これを進むと、地図2下の”至 長岡京市”につながります。
“向イ芝”の交差点で左折ですが、この先の道幅が狭いので要注意です。
善峯寺もこの時期はそれほど人はいないのではないでしょうか。
・善峯寺1 遊龍の松
・善峯寺2 けいしょう殿 薬師堂
・善峯寺3 阿弥陀堂 本坊
気が向いたら三鈷寺もどうぞ。
地図2の緑ルートから赤ルートで、大原野神社の駐車場に駐車します。
徒歩で、大原野神社→勝持寺→正法寺でしょう。
このあとは国道9号線に出て千代原口で左折するので、予め左車線に寄っておいてください。
右にいると直進トンネルに入ってしまいます。
この府道29号線は混むでしょうね(地図3)。
そして地蔵院 竹の寺の駐車場が問題です。
地図3のように山田口で左折して直進すると、やがて道なりに右にカーブしますが、ここを敢えて細い直進の道に進みます。
そしてしばらく進んだ先で右折すると地蔵院の前に到着します。さらにその少し先の左手に3台分ぐらいの駐車場(実際は境内の側道のようなかんじ)があります。
果たしてこれが空いているのか。他の皆さんもここまで辿り着くのか。
実際には鈴虫寺のついでに行かれるケースが多いようで、駐車場が比較的大きい鈴虫寺に駐車して行っているようです。
府道29号線に戻り、阪急電車の松尾駅前の向かい側に松尾大社の鳥居があります。
この中に車で入っちゃってください。
入った奥左手に駐車場があります。
松尾大社1 アクセス 本殿
松尾大社2 松風苑
ここも山吹が咲いている+特別拝観+午後なので、ちょっと混雑するかもしれませんね。
注意点はこんな感じです。
最後に。
今回のturboさまのご質問は”模範的”ですね。
何が模範かというと、
「ちゃんとご自分で考えた形跡があり、かつ質問内容自体が最早これ以上調べても分からない、僕に聞くしかない内容」
だからです。
今回のように考えた形跡があると、仮に答えがボロボロでも(笑)、何とかしてあげたいと思いますね。
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平成25(2013)年 春季非公開文化財特別公開の分析
写真は、過去1年間の非公開文化財特別公開と京の夏(冬)の旅の一覧表
さて以前に平成25(2013)春季非公開文化財特別公開の速報をさせて頂きました。
今年の桜も終焉を迎えたので、恒例の分析を行いたいと思います。
まずは表の右端にある今回のラインナップに注目してください。
上から順に参ります。
最初は紫色の、松尾大社、御香宮神社と城南宮です。
これらは通常拝観もしており、今回は通常に寺宝公開を加えたものです。
恐らく寺宝以外に目新しいものはないと思われます。
2つ目は青色の、東寺 五重塔と下鴨神社です。
これらは特別公開なのですが、ご覧のように頻繁に登場します。
内容はいずれも素晴らしいのですが、頻度的にはレアではないです。
いつもは必ず”知恩院 三門”もあり「またか」と思うのですが、今回のようにないとちょっと寂しいものですね(笑)。
3つ目は水色の得浄明院、大徳寺 本坊、安楽寿院、神応寺です。
これらは一見レアっぽく見えますが、年に1回以上自前で特別公開をしているので、実際は毎年公開されているものです。
4つ目は黄緑色の、大徳寺 真珠庵と上賀茂神社です。
これらはご覧のように春と秋の非公開文化財特別公開の常連です。
年に2回は公開されます。
上賀茂神社の本殿は通常から有料公開していますが、バーター部分が毎回少しずつ変わります。
5つ目は橙色の、建仁寺 大統院、百萬遍知恩寺、西方寺、伏見稲荷大社(御茶屋、荷田春満邸)、仁和寺 金堂・経堂です。
これらも本来はレアなんですが、比較的最近不定期ながら拝観があったものです。
表内に前回の公開がない百萬遍知恩寺と西方寺は、2011年春の非公開文化財特別公開で公開しています。
最後は黄色の長建寺、石清水八幡宮と大興寺です。
これらは本当にレアなものです。
長建寺は宇賀神将が毎年正月に公開されます。本来辰年の正月(今年)に公開される予定だった秘仏の八臂弁財天が公開されるので、ここにしました。
石清水八幡宮自体は通常から拝観をしていますが、書院が公開されるのでここにしました。
その書院もGWの夜間拝観では毎年公開されますが、今回は昼間ですので別カウントとしました。
最後の大興寺は公開自体が初めてですが、完全な仏像系ですね。
そしてこれら春季非公開文化財特別公開には属していない、自前の特別公開にも面白いものがあります。
サイドバーにもありますが、昨年の春季非公開文化財特別公開で公開した、東福寺 退耕庵は今年も一般公開しています。
ここのキリシマツツジは見事です。
また建仁寺 正伝永源院は2011の「京の冬の旅」以来の一般公開です。
そして壬生寺の本堂と、庭園。
ここも毎年GWに公開しています。
最後にどうでもいいことですが・・・。
今朝、あらためてこの掲載のpre-viewを見ました。
客観的に見ると、この表を作るのって・・・ちょっと病気ですね(笑)。
春季非公開文化財特別公開のアンケートを実施しています。
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