京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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2013 4/20の拝観報告3 最終(有斐斎 弘道館)
写真は、弘道館の中庭
八幡市の円福寺を11:00頃出発し、第2京阪で自宅まで帰りました。
super-meteorさまもこの辺りですので、ここで解散。
そして今度はのんびりと歩いて京都御苑周辺へ。
KBS京都のある烏丸上長者町を西に入ったところにある、有斐斎 弘道館(ゆうひさい こうどうかん)です。
これは第2回アマデウス会総会で、WAN師匠から「このあたりに弘道館とかいう数寄屋、お茶室系の建物があるらしい」との情報を得て、さっそく調べたものです。
その結果、4/3~5/6までニコラ・ブーヴィエ展で一般公開されていました。
また詳細は今後の本編に掲載しますので、アウトラインだけご紹介します。
元々は江戸時代中期の儒学者、皆川淇園(みながわきえん)の学問所で、今はギャラリーや文化講座の会場として使用しておられます。
ギャラリー開催期間中は、予約不要で入館できます。
詳細はHPに掲載されます。
ギャラリー開催期間外でも参観は、お薄とお茶菓子付きで1000円で可能です。
予約がなくても当日貸切でなければ参観可能ですが(お茶会などで貸切が可能なため)、予約がないとお茶菓子が“干菓子”になります。
前日までに電話で予約しておくと、お茶菓子が“主菓子”になるためお得だそうです。
数寄屋建築で内部にはお茶室が3つあり、そして周囲は露地庭園です。
近くは何度も通っているのですが、京都にはまだまだ秘境がありますね。
こんなことだから、このブログは「いつまで経っても終わらない」のです(笑)。
この日はお昼過ぎで終了し、帰宅しました。
結局この日は、朝6:00前から京北町の”黒田百年桜”→八幡市 円福寺の萬人講→京都御苑周辺の有斐斎 弘道館→昼から家族でお出かけ。
メチャクチャですね。
おかげさまで布団に入ってからの記憶が、いつもほとんどないです(笑)。
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Hazukiさまへの回答
写真は、正伝永源院の方丈前庭
先日Hazukiさまから下記のようなご相談がありました。
相談
宿:連泊で四条大宮
交通手段:電車かバス
予定
4/28
宿→(近鉄)→奈良(午前中)→(近鉄・丹波橋乗換)→安楽寿院→(竹田城南宮道バス停 81or特81系統で中書島)→長建寺→(京阪)→東福寺 退耕庵→宿
4/29
宿→正伝永源院→西方寺→百万遍知恩寺→大興寺→(行ければ安楽寺他洛東散策)→ 京都駅 帰路(17:30ごろ)
上記プランに無理や無駄がないかの査定依頼です。
回答
全体的に大きな問題はないと思いますが、注意点などを挙げていきます。
4/28
午前中はキャンペーンに力が入っている「いま”うらぎり”の奈良へ」ですね(笑)。
近鉄電車で奈良へ行かれるのならば注意点があります。
京都駅や丹波橋駅から行く場合、意外に奈良行きの本数が少ないのに気付くハズです。
これは別記のような事情があるからです。
結論だけいうと橿原神宮前行きでもいいので、
「取りあえず大和西大寺駅まで行ってください」。
大和西大寺駅まで行けば、いくらでも奈良行きの電車があります。
復路も同様です。
京都駅までの適切な時間の電車がなければ、奈良駅から「取りあえず大和西大寺駅まで来る」ことが重要です。
「うまし”うらぎり”奈良」を後にして(しつこい(笑))、午後からは「そうだ やっぱり京都、行こう」ですね!
長建寺の後にまだ時間の余裕がありそうなら、寺田屋や伏見桃山駅にある御香宮神社(特別拝観中)もあります(簡易地図)。
4/29
正伝永源院までは市バス207系統で四条大宮~東山安井が1番近いでしょう。
バスですが朝9:00頃なら渋滞は大丈夫です。
しかし阪急電車で大宮駅~河原町駅→高瀬川、鴨川、南座、花見小路→正伝永源院の徒歩ルートは京都風情が満載ですので、御一考ください(簡易地図)。
大興寺へは市バス203系統で真如堂前下車、東参道経由がいいと思います。
錦林車庫前から行くルートは近いのですが、人通りが少なく道もややこしいので、あまりおすすめできません。
また別に、敢えて吉田山登山越えでもいいですが。
そして白川通辺りから京都駅への帰りですが、バス単独なら100系統、5系統、17系統(錦林車庫前からならば始発で座れる可能性が高いですが、バス停が逆方向です)があります。
しかしGWの夕方の場合、いずれもルート上に渋滞ポイントがあるので僕なら別の方法にします。
僕ならば烏丸丸太町か烏丸今出川に一旦出て、地下鉄烏丸線で京都駅に向かう方法を取ります。
他には京阪電車の出町柳駅か神宮丸太町駅から東福寺駅、JRに乗り換え東福寺駅~京都駅という方法もあります。
これは乗り継ぎがうまくいけば、最短時間で到着できる可能性を秘めていますが、対費用効果的に少しやりすぎの感があります。
最後に全体を通してですが、Hazukiさまは「ゆっくり拝観派」なんでしょうか。
特に2日目は、僕なら14:00ぐらいには終わりそうな計画だと思ったもので・・・。
「ゆっくり拝観派」ならばこれでいいと思います。
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2013 春 長建寺の特別公開 (春の非公開文化財特別公開5)
写真は、本堂と参道
開催期間:4/26~5/6 9:00~16:00
公開内容:秘仏八臂弁財天坐像、宇賀神将像、弘法大師坐像、竹内栖鳳筆掛軸、他
拝観頻度分類:E-2
アクセス
電車なら最寄は京阪電車の中書島駅です。
・伏見散策の概要、アクセス
中書島駅の改札を出て1番右の道に進みます。
左手にファミリーマートを通過し、4つ目の交差点(突き当たる1つ手前)で右折します。
すると宇治川派流に突き当たります。
この左手角にある紅殻で中国風の表門が長建寺です(簡易地図)。
コメント
境内は非常に狭いです。
通常は非公開の本堂内部に入り、寺宝を見る。
それだけでしょう。
本来は辰年の正月に公開されるハズであった秘仏八臂弁財天坐像が、このような形でGWに公開されることになしました。
恐らく見どころはこの秘仏八臂弁財天坐像です。
多分に仏像派向けですね。
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