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2014 2/15の拝観報告5(久田家 半床庵)
写真は、久田家
萬亀楼を後にして、徒歩で烏丸丸太町まで。
ここであんとんさまと分かれます。
そして高倉二条へ。
到着したのが、久田家です。
堀内家と並んで、表千家の脇宗匠ともいわれる家格の茶家です。
ここのお茶室見学会がありました。
普通に個人で申し込みをしても見学できるそうです。
WAN先代も僕の後に来られました。
また詳細は今後の本編で掲載しますが、やはりお茶室って面白いですね。
久田家なら3代目宗全の好みが色濃くでるように、1つ1つに個性がありますね。
半床庵は”大まかには不審菴の写し”なんですが、細部に台目畳を工夫して使って空間を広く見せているんですね。
最初にいつものように中村昌生先生から概要の説明があります。
そして狭い半床庵には5名ずつ入って、中村先生から半床庵の解説がありました。
26名の参加したので、都合5回説明されているんですね。
その間に待っている方は、呈茶がありました。
梅鉢のお菓子に梅柄のお茶碗でした。
この見学会は3年連続で来ていますが、いつも勉強になります。
是非来年も行きたいですね。
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徳林庵 山科地蔵
写真は、地蔵堂
六地蔵めぐりの1つとして有名です。
場所は山科です。
京阪電車の京津線の四宮駅で下車します。
下車して正面の道を少し進むと信号のある交差点に着き、ここを右折します。
そして約200m進んだ右手に徳林庵があります。
徳林庵は、人康親王を祖とする四宮家出身の雲英正怡禅師が隠居後に建立しました。
地蔵菩薩は元来地元民の手で守られてきましたが、江戸時代にこの徳林庵に寄託されたそうです。
拝観
中央に唐破風の屋根が付いた地蔵堂があります。
地蔵堂の小窓から本尊の地蔵菩薩像が見えます。
境内の右手前には茶所が、左手奥には庫裏の玄関がありますが、通常は閉まっています。
地蔵堂の右手後には蝉丸(人康親王)の供養塔、裏には琵琶を持ったお地蔵さまがあります。
8/22、8/23の六地蔵巡りの際には、地蔵堂が全開になります。
また茶所も開扉され、中には大日如来などの四体仏の石像がお祀りされています。
さらに庫裏の玄関では秘仏の大閻魔尊天が公開されています。
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