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2014 10/8の拝観報告8(長栄寺)


写真は、書院前庭

東大路通、知恩院前周辺のコインパーキングを出て、東大路通→丸太町通→堀川通→中立売通→智恵光院通と進み、智恵光院周辺のコインパーキングに駐車します。
ここから東へ向かったところにあるのが、長栄寺です。
すぐ東は先日訪問した千両ヶ辻です。
13:00過ぎに到着しました。

長栄寺も浄土宗特別大公開の1つで、この日の13:00~15:00までだけでした。
しかし平日ということもあってか、それ程人が多くはなかったです。
滞在時間中に5、6組の訪問という感じでした。

地蔵堂と本堂内部の御本尊が見どころです。

しかし本堂右手に尼僧と女性の掛け軸が2幅あるのに気づきました。
どなたか分からなかったので、御住職に「あちらの掛け軸に描かれているのはどなたですか?」とお伺いすると、
「鍋島氏のご息女で、長栄院さんというこちらを創建された方です。1600年頃らしいです。」と。

もうこの辺りは僕の得意分野です(笑)。
「鍋島といえば、佐賀藩のですよね」とお伺いすると、「そうです」と。
「1600年頃ならば、鍋島直茂の娘っていう可能性もあるんですかね」とお話していました。

元々の戦国時代好きが、こういうところでグッと生きてきました(笑)。

よくマイナー寺院などに行くと「そこは面白かったですか?」と聞かれます。
しかしWAN先代やスーメテさまなどもそうですが、
「よく観察し、自分の知識とリンクする部分を探して、面白くする」
んでしょうね。

このように背景が繋がると、さらに面白くなってきます。
バラバラだった知識があちこちで繋がってくる面白さ・・・これも京都拝観の醍醐味でしょうね。
知れば知るほど、抜け出せない訳です(笑)。

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2014 10/10の拝観報告6(西岸寺 油掛地蔵)


写真は、油掛地蔵

清和荘でゆっくり食事と庭園を見て、国道24号線から府道115号線を南下します。
この辺りの道は変な一方通行が多くて、非常にヤヤコシイです。
走ってみれば痛感します。
しかし長男のメガネ屋さんがこの付近にあり、そこへは車で行くことが多いため道に詳しくなっていたから助かりました(笑)。

寺田屋近くのコインパーキングに駐車して、13:00にやって来たのが西岸寺です。
ここも浄土宗特別大公開の1つで、この日の13:00~15:00の2時間だけでした。

実はここは来たこともなければ、存在も認識していませんでした。

詳細は今後の本編で掲載します。

いつもはご不在だそうですが、この日は本堂も開いていました。
ご住職が法話をされていましたが、どこかでお見かけしたことがあるなと思っていました。
すると法話の途中で西岸寺は兼務であり、通常は本塩竃の蓮光寺におられるとおっしゃいました。

以前予約拝観で蓮光寺にお邪魔しているので、覚えていたんですね(笑)。
本堂の御本尊と、地蔵堂の油掛地蔵も公開されていました。
油掛地蔵は本当に油が掛けられるんですね。
少しうれしかったです(笑)。

現地ではスーメテさまやmasaさまにも遭遇しました(笑)。

由緒書きも頂きましたし、普段全く開いていない寺院ですので、非常に良かったです。

そして帰りには翌日の大蓮寺の下見&門前写真撮影に行きました。

さらに次へと参ります。

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