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2014 2/3の拝観報告3 最終(許波多神社(木幡))


写真は、一ノ鳥居

能化院を出てさらに北上します。

1/25にお邪魔した願行寺の前を通過して、旧奈良街道の右手にある許波多神社へ。

なんて読むかというと、”こはた”じんじゃです。

漢字が違うんですね。

それに宇治にはもう1つ許波多神社があります。
西導寺のもう少し西側ですが、今回は行けませんでした。

ここはどうやら”けいおん”というマンガで出てきたそうで、”その筋”では有名になったそうです。

宇治の名木100選に指定されている、大きな御神木のクスノキもあります。

ここでも由緒書きを頂きお参りをして、早々に京阪電車で中書島、そして車で職場へと戻りました。

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金剛寺(丹波散策6)


写真は、楼門

金剛寺は亀岡出身の絵師 円山応挙にゆかりが深く、応挙寺とも呼ばれています。

アクセス
穴太寺の門前の道を、道なりに左に曲がります。
約250m進むと橋が見えます。
この橋を渡ってすぐに左手の側道に入ります。
約100m進んだ右手に金剛寺の駐車場があります。
駐車場から右手の道を歩いていくと、正面に金剛寺の楼門があります。

拝観
石畳を進むと、鐘楼を兼ねた楼門があります。
楼門をくぐると正面に本堂、右手に社務所の玄関があります。
本堂前の右手に梅や平和観音菩薩、左手には地蔵堂や十三重塔があります。

事前に予約しておくと本堂内部にある円山応挙の波濤図のレプリカの襖絵を見ることができます。
まずは右手の玄関から入り、本堂にまわります。
本堂は6間構造です。
中央奥は須弥壇で、本尊の釈迦牟尼仏がお祀りされています。
手前の3間のうち左右の部屋の正面の襖絵が、波濤図のレプリカです。
波濤図と山水図の本物(共に重文)は、軸装されて東京国立博物館にあるそうです。
また旧本堂内部の模型も展示しております。
群仙図(重文)は当寺院で保管されていますが通常は非公開で、11/3の応挙展の時だけ本堂に並べて一般に無料で公開されます。
本堂表側には、円山応挙直筆の玉堂和尚の肖像画や、水上勉さんの色紙などが展示してあります。

拝観料は無料ですが、お茶やお菓子まで出してくださるので志納はしました。

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2014 2/3の拝観報告2(能化院)


写真は、節分会の際の収蔵庫

西導寺を後にして、境内右手の小道から京阪の踏切を渡り、旧奈良街道を北上します。
ここからが結構長い(笑)。
1/25に1度来ているので分かっています。

そして到着したのが、hytさま情報の能化院(のうけいん)です。
節分会での重文 本尊 地蔵菩薩坐像の開帳です。

しかし到着したのが14:20頃。
法要の真っ最中。
やはり少し前に来ればよかった・・・。
法要には30名ぐらいのご近所らしき方々がおられました。

14:40頃のお焼香で収蔵庫の前まで行ったのが最接近でしたが、結構大きな坐像でしたね。

法要前に行けばもっと近くでお参りできたのかもしれません。

また本堂などはさらに右手の奥の方にあるようですが、そこまではこの日でも入れませんでした。

まあ由緒書きも頂けたし、よしとしましょう(笑)。

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滝口寺


写真は、本堂

滝口入道と横笛の悲恋の寺として有名です。
滝口入道は斎藤時頼という平重盛(小松殿)の家来です。

悲恋の概要です。
横笛に思いを寄せた時頼は、このことが父にバレて叱責されます。
自責した時頼は出家します。
これを聞いた横笛が滝口入道を訪ねてくるのですが、滝口入道が知らぬと追い返したということです。

場所は祇王寺の山門を、さらに奥に登った左手にあります。

拝観料は300円です。

まず正面に新田義貞の首塚があります。
さらに右手の坂を登ります。
途中には横笛が指を切った血で書いたとされる歌碑があります。
この先で本堂に出ます。

本堂には滝口入道と横笛の木像が並んでいます。
本堂の左手に平家供養塔があり、本堂の奥にあるお堂が小松堂で、平重盛をお祀りしています。
このあたりの苔と青紅葉が非常にきれいでした。

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2014 2/3の拝観報告1(西導寺)


写真は、収蔵庫の内部

この日は平日ですが、いつものように時間休を13:30~15:30まで取りました。

hytさまにコメントを頂いた、木幡シリーズです。

しかし車で木幡まで車で行くと、
・コインパーキングが少ない
・府道7号線が結構混む
ので、
中書島のコインパーキングに駐車して、京阪電車で行きました。

最初に黄檗駅まで行きました。
この辺りは1/25に下見しているので大丈夫です(笑)。

まず訪問したのは、西導寺です。
14:00頃でしたので、護摩木焚きの最中でした。

通常は閉まっている収蔵庫はフルオープンになっていました。
結構人がおられましたが、ほとんど近所の方々のようでした。
それでも収蔵庫の近くに行くと「どうぞ、入ってみてください」と言って下さいました。

重文の毘沙門天像と、薬師如来像を間近で見ることが出来ました。

すると番をしていた方が「写真も撮っていいよ」と。
それが上の写真です。
そこでついでに「お寺の説明書きってありますか」と聞くと、
「いや~~。ないんちゃうんかな」とおっしゃられました。

そうこうしているうちに護摩木焚きも終わりました。
ご住職がすぐ近くにおられたので、すかさず「由緒書きってありますか」とお尋ねしたら、
ありました(笑)!
う~~ん、しつこい性格(笑)!

非常に親切にして頂きました。

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壇林寺


写真は、本堂の法宝閣

嵯峨天皇の妻の橘嘉智子(檀林皇后)が創建した門跡寺院です。

アクセス
場所は祇王寺に向かう参道手前の右側にあります。
拝観料は400円です。

拝観
表門をくぐると正面に本堂の法宝閣、右手にひょうたん池のある庭園があります。
法宝閣は3層構造の屋根で、頂上の喘鳥は御所の方角を向いているそうです。

まず本堂に案内されます。
本堂では住職さんが慣れた口調で説明をして下さいます。
本尊は檀林皇后を型どったといわれる准胝仏母尊です。
その他に弘法大使像などが須弥壇にはお祀りしてあります。

本堂の奥には霊宝館があります。
ここには多数の天皇の御宸筆や雪舟、円山応挙などの書画などが展示してあります。
案内は本堂までで、霊宝館の寺宝拝観中は入口で住職さんがずっと待っておられる(このご時世しょうがないですが)ので、ちょっと気を使います(笑)。

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2014 3月の特別拝観


写真は、聖澤院 書院と方丈の間の枯山水庭園

さて3月になりました。
今年は3/15、3/16が土日ですので、東福寺、泉涌寺の涅槃会が
3/21が祝日ですので、誠心院の和泉式部忌が
行きやすいです。

また漏れがあれば御指摘ください。

特別拝観にも様々なパターンがあります。

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

洛中
予約 京都御所 6月参観の申し込み 3/1~
予約 仙洞御所  6月参観の申し込み 3/1~
A-1 京都府庁旧館 3/29~4/7
C-2 北野天満宮 梅苑・御土居 2/8~3月下旬
C-3 山紫水明処の庭(要予約) 3月中旬~7月末
C-2 相国寺 方丈・法堂 3/24~6/4
D-2 阿弥陀寺 1/10~3/18(拝観休止:1/18、1/19、2/1、2/2以上の13:00まで、2/8PM、2/15、2/16、3/1、3/2、3/15以上の13:00まで)
D-3 三時知恩寺 善導大師像 御開帳 3/14
A-1 妙顕寺 1/10~3/18(拝観休止:2/28~3/9)
E-3 報恩寺 1/10~3/18(拝観休止:1/19、1/25、1/26、2/9、2/11、2/22、2/23、3/8、3/9以上の13:00まで)
C-3 宝鏡寺 3/1~4/3 
A-1 本法寺 長谷川等伯の涅槃図公開 3/14~4/15(通常は複製ですが、この時期だけ本物です)
A-2 妙蓮寺 長谷川等伯展 3/10~4/10
D-2 誠心院 和泉式部忌 3/21(金祝)
C-3 角屋もてなしの文化美術館 3/15~7/18
D-2 旧前川邸 山南忌 山南敬助切腹の間の公開 3/9(1月に申し込み済みの方のみ)
E-2 前川邸 土蔵など JEUGIAカルチャーKYOTO主催 ”新選組結成の地・壬生を歩く” 3/16 13:00~15:00 3150円 要申込み 
E-3 燕庵 3/29 しもぎょう 歴史・文化まち探訪 藪内家における茶の湯体験及び見学 要予約(2/14~3/7) 定員100名 

洛東
C-2 銀閣寺 東求堂 3/15~5/6
B-2 吉田神社 大元宮 3/1
A-1 真如堂 大涅槃図公開 3/1~3/31 
岡崎桜回廊 十石船めぐり 3/27~5/6
D-2 青蓮院門跡 好文亭 3/21~5/5の土、日、祝
B-2 知恩院 三門 1/10~3/18
D-2 八坂神社 本殿 3/14~3/23 10:00~16:00(3/15、3/17、3/21は13:00~16:00)
建仁寺
・B-3 両足院 3/1~3/18
・C-3 正伝永源院 1/10~3/18
A-1 高台寺 1/10~3/18、3/14~5/6
A-1 圓徳院 宝物公開 3/14~5/6
東福寺 
・B-3 大涅槃図公開 
・D-3 三門
・C-3 龍吟庵 3/14~3/16
・E-3 正覚庵 染展 3/28~3/30
A-1 泉涌寺 涅槃会 3/14~3/16

洛北
予約 修学院離宮 6月参観の申し込み 3/1~
C-3 武田薬用植物園 3/30、3/31 要予約
E-3 西村家別邸 3/15~12/8
大徳寺 
・D-3 聚光院 1/10~3/18(拝観休止:1/27、1/28、2/1、2/2、2/27、2/28、3/8、3/9)
・C-3 興臨院 1/10~3/18、3/22~6/1 拝観休止:3/30
・D-2 大仙院 3/17 古渓忌 茶室“カ亭”での薄茶 1400円
・C-3 黄梅院 3/23~5/11
・C-3 総見院 3/23~5/25の土日祝。4/28、4/30~5/2、5/7~5/9は拝観可、拝観休止:4/6AM、5/4AM、5/5全日。

洛西
予約 桂離宮 6月参観の申し込み 3/1~
C-3 原谷苑 3月中旬~
C-2 金閣寺 方丈 3/1~5/25(途中に拝観休止日もあり)
E-2 龍安寺 仏殿蔵六庵、知足の蹲踞 3/6(木)15:30~ 1000円 要予約
D-1 西寿寺 涅槃図公開 3/18~3/23 本堂にて 予約不要
C-2 平岡八幡宮 花の天井公開 3/7~5/18
妙心寺
・E-3 聖澤院 1/10~3/18(拝観休止:1/24の10:00~15:00)
・E-3 龍泉庵 1/10~3/18(拝観休止:2/28、3/1、3/2)
・C-3 大法院 1/10~3/18
天龍寺 
・B-3 弘源寺 3/21~5/18
・B-3 宝厳院 3/21~6/30

洛南
醍醐寺 
・A-1 霊宝館 3/21~5/18
・E-2 三宝院 奥宸殿、純浄観、本堂 3/21~4/13 定期観光バスツアー(3/24、3/31、4/7は運休) 
東寺
・B-3 五重塔初層内部 1/10~3/18、3/20~5/25
・C-3 観智院 1/10~3/18、3/20~5/25
・A-1 宝物館 3/20~5/25
D-2 瑞光寺 元政上人忌 3/18
B-2 伏見 日本酒まつり 3/21
E-2 御香宮神社 社殿 3/8 要予約 第34回 京阪・文化フォーラム 彩られた京都の古社寺

北野をどり 3/25~4/7

夜間拝観
東山花灯路 3/14~3/23 点灯時間 18:00~21:30:青蓮院、知恩院、八坂神社、大谷祖廟(参道)、大雲院(祇園閣)、高台寺、圓徳院、法観寺(八坂の塔)、清水寺
岡崎桜回廊十石舟 夜桜運行 3/27~4月中旬 20:30まで
青蓮院門跡 3/14~3/23、4月下旬~5月上旬 
知恩院 友禅苑 3/8~3/17
高台寺 3/14~5/6
圓徳院 3/14~5/6
清水寺 3/29~4/13
東寺 3月下旬~4月上旬
二条城 3月下旬~4月中旬
円山公園 3月中旬~4月中旬
平野神社 3月下旬~4月中旬
嵐山中之島 3月中旬~4月上旬

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覚勝院


写真は、本堂

大覚寺の塔頭で、11月第4週末に聖天大根供養が行われます。

アクセス
大覚寺の表門から振り返って、左手の角にあります。

通常拝観
表門を入ると右手前方に寺務所があり、左手奥に本堂があります。
本堂には本尊の十一面観音像に歓喜天と聖天像がお祀りされているそうです。

大根供養
11月第4週末の金土日と大根供養が行われます。
聖天さまの好物が大根なんですね。
寺務所で大根の券を900円で購入します。
左隣りで大きな炊いた大根2つと油揚げのセットと交換します。
当日境内にはたくさんの机といすが並べてあるので、そこで頂きます。
また14:00から本堂では護摩奉修が行われます。

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2014 2/2の拝観報告5 最終(大山崎モダンライフ探訪ツアー)


写真は、旧食堂の外の庭園

楽々荘を12:20頃に出て、京都縦貫道の亀岡ICから長岡京ICへ。
そしてさらに下道を南下して、山崎へ。

到着したのが、アサヒビール大山崎山荘美術館です。
この日のメインイベントです。

思い起こせば、昨年10/5に山崎散策ツアーを行いました。
その時は、山崎聖天妙喜庵 待庵宝積寺サントリー山崎 ウィスキー工場タガミ(食事)離宮八幡宮大念寺でした。

そしてその後すぐに予約したのが今回の大山崎モダンライフ探訪ツアーでした。
今回はアサヒビール大山崎山荘美術館(非公開茶室を含む)+聴竹居でしたので、この2回で”ほぼ山崎は完全制覇”ではないでしょうか(笑)。

今回は、あんとんさま、taniさま、ミッキーさま、かんじろうさま、Hitoさまと僕の6名で、Hitoさま以外は2回ともの参加でした。

13:00に集合。
まずは展示室の本館内を40分。
休憩後、非公開茶室へ。
15:00には聴竹居へ。
16:00に終了でした。

アサヒビール大山崎山荘美術館の非公開茶室については、本編に掲載済みです。
以前から気になっていたので、納得しました(笑)。
こういうツアーは今回で4回目だそうですので、今後もありそうです。

聴竹居も2回目でしたが、今回の説明員の方はノリノリでしたね(笑)。
恐らく説明員さんは聴竹居が大好きなんでしょうね。
お話が止まりませんでした(笑)。
でも本当に好きそうなのが伝わって来たので、こちらも楽しかったです。

この日はこれで終わり。
taniさまとあんとんさまは市内まで車でお送りしましたが、その際に僕の”本気の裏道”を披露しました。
信号がなくて早かったでしょう(笑)。

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遍照寺


写真は、新しい本堂と藤。

遍照寺(へんじょうじ)は広沢池湖畔にあり、平安時代は広大な寺院でした。

アクセス
金閣寺、龍安寺や仁和寺のあるきぬかけの道をずっと西へ進むと広沢池にでます。
広沢池の西の端に兜神社があります。
通りを挟んでこの神社の正面に細い道があり、ここに入ります。
この道はやがて道なり左へカーブし、約300mの右手に遍照寺(へんじょうじ)の表門があります。

拝観
入口の表門が非常に小さいです。
表門を入ると真っ直ぐに石畳が続きます。

左手に寺務所があり、正面に護摩堂があります。
護摩堂から離れた左手に客殿があります。

拝観には事前予約が必要で500円です。
護摩堂は前半分がお堂で、後ろの収蔵庫が接着しています。
護摩堂に上がると、さらに奥の収蔵庫側に案内されます。
奥には左手から、聖観音像、小さな地蔵菩薩像、本尊の十一面観音像(重文)、不動明王坐像(重文 赤不動)、不動明王像、そして右手に大黒天像がありました。

2017年の春の非公開文化財特別公開で、本堂と左手の客殿が公開されました。
客殿に入ると、内陣の中央には釈迦如来像、左右に普賢、文殊菩薩像、寛明僧正御影と舜乗律師御影がお祀りされていました。
また右手の間の床の間には、孝子鶴女田畑寄進状、竹虎図(狩野探雪)、呑舟の図が展示されており、
左手の間の床の間には、後宇多天皇御宸廟が展示されていました。



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2014 2/2の拝観報告4(楽々荘)


写真は、主屋1階奥の中広間。

加塚の交差点を過ぎて、さらに中心部へ。
向かったのが、本日の”2つ目のついで”にして昼食場所の”楽々荘 チンギアーレ”です。

以前の京都北部ツアーでカフェ利用を試み、満席で諦めた過去があります(笑:カフェタイムは予約不可)。

そこでこの日の午前中に金剛寺と楽々荘の2つには是非行こうと、事前から画策していた訳です。

詳細は今後の本編書きますが、ここは明治の京都政財界の大物 田中源太郎の旧邸です。
邸宅には大きな庭園があり、作庭はあの7代目小川治兵衛(通称:7ジヘイ(笑))です。

実は2008年に2回ぐらいここに来ているのですが、当時はほとんどこの世界に興味がなかったので(笑)あまり内部の記憶が定かではありませんでした。

ですから今回も”食事で”とういうよりは、まず”庭園”という感じでした(笑)。

11:30からの営業で、11:20頃には表門が開きます。
店内には11:30からしか入れないようですので、チャッカリ食事前に庭園へ!

食事は2100円のパスタランチ。
前菜、自家製パン、4つから選べるメインのパスタ、デザート、コーヒーです。
僕は2100円なら十分な内容だと思いました。

さてそれより庭園です。

内部の構成は、いかにも7ジヘイです。
しかし・・・お手入れが・・・。
本来池の部分は、石を敷いて枯山水様になており、しかもその上に夏のビアガーデン用の足場が組みっぱなし・・・。
庭園の借景には立派なビルが・・・。

かなり残念なことになっています。

まあ今は宿泊および飲食店ですので、それほどマジで庭園に手を入れる余裕はないのでしょうけれど、庭園派としては”勝手に残念”な思いです(笑)。

マジでお手入れしたら見違えるぐらいきれいになるんでしょうね。

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蚕ノ社(木島坐天照御魂神社)


写真は、三柱鳥居

正式名称は、木島坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみむすびじんじゃ)です。
三柱鳥居で有名です。

アクセス
嵐電の蚕ノ社駅が最寄り駅です。
駅を降り三条通に出て、少し路面に沿って歩くと左手に鳥居のある参道があります。
ここを左折して約250m直進します。左手前方に一の鳥居があります。

拝観
ここは渡来人秦氏が建立した神社で1300年以上の歴史があるそうです。
拝観料は無料です。

参道の正面に拝殿と本殿があります。

本殿の左手奥には「京都三珍鳥居」の1つとして有名な、三柱鳥居があります。
3つの鳥居が三角形に組み合わせてあります。
手前に柵があるのですぐそばまでは行けません。

三柱鳥居以外にはこれといった観光の要素はないです。

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2014 2/2の拝観報告3(金剛寺)


写真は、本堂の襖絵と内陣

神蔵寺から亀岡中心部へと戻ります。
亀岡運動公園で南下して向かったのが、”応挙寺”こと金剛寺です。

10:00前に到着です。
ここは”ついで”の1つ目で、予約してありました。

詳細は今後の本編ですが、予約しておくと本堂内部に入れます。
ここは境内がそれほど広くないので、予約しておかないと・・・何見るの?って感じに近いでしょう。

本堂は10年ほど前に建て替えられたので、非常にきれいです。
本堂には円山応挙の波濤図のレプリカの襖絵があります。
ホンモノは、軸装されて東博にあります。

説明もしっかりして下さいますし、お茶とお茶菓子まで出して下さりました。
しかも拝観は無料でよいと・・・。
あんとんさまが御朱印をお願いされたので、それと一緒に志納しておきました。

また以前からWAN先代がコメントされているように、11/3は群仙図のホンモノが本堂にて無料で公開されるので、本当は11/3拝観が理想なんでしょうね。

そしてこの後に2つ目の”ついで”があったのですが、それは11:30から。
まだ時間があったので、近くの穴太寺にも寄りました。
すると驚きの事実が。

「冬季は書院庭園の拝観を休止しております」と!

別に大勢に影響はないですが、知りませんでした(笑)。

本堂にも入ろうかと思ったのですが、ちょうど西国33カ所巡礼の団体さんが本堂に入られたので、止むなく諦めました。
まあ僕は入ったことあるしね。

そして穴太寺を後にして、さらに亀岡中心部へと戻りました。

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五智山 蓮華寺


写真は、五智如来像と不動堂(右手奥)

仁和寺の隣にある近畿三十六不動尊の第十五霊場で、7/21、7/22のきゅうり封じで有名です。

アクセス
場所は仁和寺の東隣です。
仁和寺と仁和寺の駐車場の間に道があります。
ちなみにこの山道を登っていくと、原谷苑があります。
この道を約100m入った右手に五智山 蓮華寺の表門があります。

拝観
門を入ってすぐ左手に寺務所があり、正面は石畳です。
右手前には鐘楼があります。
そして右斜め前方には、大きな観音坐像が後列に、前列には五智如来像があります。

さらに奥に進むと鉄筋コンクリートの不動堂があります。
不動堂の須弥壇奥には、本尊の五智不動明王がお祀りされています。
不動堂の奥に門があり、これを出ると“きぬかけの道”に出られます。
ここに2台分ぐらいの駐車スペースがあります。
また境内の東側にある墓地には、時代劇スター“片岡千恵蔵”さんのお墓もあります。
2015年の7月には不動堂に向かって左手奥に、真新しい本堂が建てられていました。

きゅうり封じ
土用の丑の日とその前日に開催されます。
前日は12:00~20:00、土用の丑の日は6:00~18:00です。
しかし前日は早くから来る方もおられるので、11:00頃には受付をして頂けます。

不動堂の前で申し込み用紙を記入し、1人1000円を納めて番号札を頂きます。
不動堂内では既に御祈祷をされていました。
本堂の内陣には不動明王像が2躯お祀りされており、さらに奥の内陣中央には石室の中に五智不動明王の石仏がお祀りされています。
到着順に順次祈祷されるので、待ちがなければ10分ほどで終わります。
中で待っていると番号を呼ばれ、御祈祷の終わったきゅうりを貰います。
これを4日目に土に埋めるか、川に流して封じた病苦を取り除きます。

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2014 2/2の拝観報告2(神蔵寺)


写真は、本堂前庭

鍬山神社を後にして国道9号線に戻り、加塚から西へ。

次も”ついでのついで”の神蔵寺です。
ここに来られる理由は、西国49薬師霊場の1つだからというのが最も多いでしょうね。
あんとんさまは、上記の理由で1度来られたそうです。

ここも詳細は今後の本編です。

湯の花温泉へ行く途中ですので、そこそこ山の中ですね。
ここも紅葉がきれいなのと、重文の薬師如来像が見所でしょうか。

本堂の裏に収蔵庫の東方閣があります。
最近Bの本をたくさん読んでいるので、もはや名前だけで中に薬師如来像があるんじゃないかって推測がつくようになりました(笑)。

しかし重文の薬師如来像が開帳されるのは、1/1~1/3、4/8、9/12だけ。
その時にもう1度わざわざ来るかは・・・微妙です(笑)。

この日は9:30頃に行ったため誰もおられず、御朱印でお声かけが出来なかったので由緒書きがあるのかをお伺い出来ませんでした。

でも”ついでのついで”でしたのであまりこだわらずに、次の”ついで”の場所に行きました。

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