皿尾の駒形地区の生駒神社。村落の中に佇んでいます。その歴史は古く、鎌倉時代に遡ります。北武八志という歴史書の中に『皿尾村にあり、また駒形明神という。昔鎌倉の時、梶原景時検地として巡回せし時、馬を留めて休息せし処なりと。按ずるに隣谷郷村は、東鑑にも鶴岡八幡の御分武蔵国矢古宇郷寄附状の事見えたれば、事証拠なしとて棄つべきにもあらず。』とあります。また昭和38年発行の『行田市史』によれば、平安時代にこの地周辺では、律令制に即した給馬の制により放牧が行われ、地名として残った事が記されています。
鎌倉時代から続く集落と、その神社との長い歴史が伝えられています。江戸時代の隣り組制度の名残から、今でも自治会の班とは言わず、番組と呼び、5番組の社となっています。
その飛び地がひと区画あり、竹林の伐採がほぼ終わりました。
地区の人たちは奥萬様と呼び、8月のお盆が終わると、お祭りをしています。