令和六年の桜の開花は予想から遅れること十日以上、近年では珍しい4月に入ってからとなりました。
桜の花頃が蓮の植え時と言います。田んぼの土を用いて境内にて蓮花根を定植しました。
今年も行田蓮大使木暮照子先生から蓮根を奉納いただいております。ご主人様の木暮桂先生(生物学博士)から昨年蓮植えの基礎を直接ご指導いただいたことから、今年は神社前の田んぼの泥を用いて自力で蓮植えを行いました。
蓮文化研究会のテキストに沿って土の量を計り、手水舎の水を加えて粘土状にします。昨年いただいた元肥と追肥がありますので、鉢の総量に沿って添加します。今年で三年目となりますので、おおよその感覚は身に着いたように思います。
桜の咲く頃が蓮の植え時。そう教えていただきました。美しい桜の風景を眺めながら、夏の蓮の美しさをイメージします。
皿尾城碑脇に撒いたキンセンカも花の盛りを迎えています。冬を超えて花開くキンセンカはとても生命力にあふれています。
夏には美しい蓮の花が見られることを私自身が一番楽しみにしています。