皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

2020-05-23 00:37:09 | 心は言葉に包まれて

初めてみたその笑顔に 心を奪われて

張り裂けそうな胸を抱え あなたへと走った

あの夏のサイレントナイト

心に吹くすきま風が わたしを苦しめた

でも今なら 少しくらい力になれるかな

いつでも 凛と生きる姿に 近づきたい 昨日よりも

私を変えたあなたに あげたい言葉は 「ありがとう」

口にするのは恥ずかしいから この歌で届けよう

 凛とは厳しくまっすぐな佇まい その様子のこと

 なんとなく 背筋が伸び まっすぐ遠くを見つめるイメージが湧く

 夏の終わりの歌だと思うが、初夏のまっすぐに伸びた緑の麦もその姿に凛としたものを感じてしまう。

移り変わる空の色を何度も見届けて

目を閉じれば思い出すよ はしゃいだ散歩道を

いつでも困らせてばかりの 私だけど このままずっと

流れる星を見つけたら 「永遠に」と祈りを捧げたい

あなたの愛情なくしては きっと生きられないよ

私を変えたあなたに あげたい言葉は「ありがとう」

口にするには恥ずかしいけど

この歌で届けよう

この歌で届けよう

 過去と他人は変えられない 変えられるのは自分と未来だけ

 心に残った言葉だけれど、「凛」の歌の中には 

私を変えたあなたに あげたい言葉は「ありがとう」とある

他人は変えられないけれど、すぐそばにいる人の凛とした生き方で自分は変わることができた。裏を返せば、人は凛とした生き方によって、誰かを変えることができるのではないかと思う。少なくとも、変えるきっかけは生まれると思う。

人を裁く、或いは起訴する立場の人が、その晩節に人から咎めらるのはなぜなのだろう。どうして最後まで凛として生き抜くことがきなかったのだろう。

人として朽ちるまで 凛として生き抜きたいものだ。

 

 

 

 


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