ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

やはり、みんな箱根駅伝が好きなのだ。

2024-01-11 19:09:03 | エンタメ
私は別に自分が陸上競技の選手だったわけでも、出身校が出場するわけでもないのだが、家族の影響でお正月の箱根駅伝はガッツリ観る。
そして、このブログでも観戦記を書いている(笑)。

そんな箱根駅伝好きは他にも沢山居る、というのが、今朝の新聞で証明された。

年明け第1週の、TV視聴率ベスト20。
なんと、箱根駅伝の復路・往路がワンツーフィニッシュを決めている。
しかも、このTV離れが進むなかで視聴率は驚きの28%。地元の関東ならともかく、遠く離れた関西でコレは正直驚きだ。

数字を稼ぐ理由は、いくつもある。
まず、年末に撮り貯めたいわゆる「おせち番組」に大衆が完全に食傷気味である事。
ネットに繋げばいくらでも娯楽はあるご時世、TVの役目は
「今、何が起きているか」
を伝える事に尽きる。
そこへ持ってきて今年は、能登半島地震という特殊な事情があった。倒壊した建物、寸断された道路、寒さに震える避難所の人達…
目をそむけるつもりは全くないが、義援金ぐらいしか何も出来ない自分がつらくなる。被災地にエールを送りたいのだが、送る自分自身が既に滅入っているのだ。
せめて、自分だけでも元気になりたい。正月早々20km以上も走る選手から、元気をもらいたい。
そんな思いが、今年の好視聴率につながっているのではなかろうか。

もちろん関西にも、箱根駅伝出場校の出身者は沢山いる。加えて京都・洛南高など、関西の高校出身選手も沢山出場している。
甲子園がピークだった高校球児がプロとして大成しなかった場合が多々あるように、
「箱根駅伝は、長距離走者の墓場」
と揶揄する向きもあるが果たしてそうか。
東京五輪男子マラソン6位の大迫傑は、早大時代に箱根を賑わせている。そして箱根
では今ひとつの順大・三浦龍司は男子3000㍍障害で入賞している。事実をよく見てから意見してほしいものである…