「ジョブチューン」の影響でコンビニグルメの定点観測をしているのだが、昨春ファミリーマートの炒飯を食べた時はあまりのおいしくなさに閉口した。
その時の模様は私のブログにも書いているが、久しぶりにファミマで炒飯を見かけると少し変わっていたようなので、手に取ってみた。
商品名も「香ばし炒めの特製炒飯」となっている。
指定通り、1500㍗のレンジで35秒温めてみる。
…特に香っては来ない。
私の希望通り卵は入ったが、前のバージョンでは入っていた紅生姜がなくなり、ビジュアル的には寂しくなった。
スプーンを上げてみる。
前回は卵を使わない高菜炒飯で、コメと油の接着剤的役割の卵がないぶん食感が良くなかったが、そこは改善されている。
ただ、気のせいかもしれないが根本的にコメがウマくなく中まで味がしみていないように思える。
チェーンのセントラルキッチンでは、あらかじめコメを炒飯味の調味液で炊いたりしているが、ファミマは果たしてどうなのだろうか。
また、「香ばし炒めの」と謳う割には相変わらずネギがないのは寂しい。前回は紅生姜の香りがレンジで蘇り、あの酸味を含んだ香りが食欲をそそったが、それもないので「香り」という意味ではむしろ退化している。
私は前回の炒飯は「ジョブチューン」で言えば満場一致不合格!という評価を下したが、今回も残念ながら合格とは言えない…