花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

回転寿司探訪

2005年09月09日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
休みでもあることだし、ワイフと娘でご馳走を食べに行こう。ということでオイラはカツとじ定食がご所望だったが、かるく否定され、Aにある回転寿司へ出掛けた。
転寿司の暖簾をくぐるのは生まれて2度目だ。どうも性に合わない。積み上げられた色とりどりの皿を横目に食べていると、一刻も早く帰りたくなる。貧乏性なだけか。
タがよくなかったのは昔の話で、今は結構面白いものが揃っている。ソフトクリームが回っている。よく日持ちするなあと思い、よくよく眺めたら見本だった。生ビールをいただき、アサリの味噌汁を注文する。
ウンターの中では、3人の板前さんが甲斐甲斐しく鮨を作っている。握っているというよりも作っているというほうがぴったりだ。ガスバーナーで、サーモンを並べて焼き付けている。これじゃあまるで○○工務店だ。
く見ると従業員の皆さんどなたもユニークだ、道頓堀のピエロの人形みたいなおじさんが真剣な表情で動いている。「大阪の漫才師みたいや」と大きな声で話したら、不謹慎だと叱られた。大阪の漫才師が悪ければ、床屋の木戸氏も悪いのか。あんまり関係ないか。
で握っているおじさんが出来上がるたびに「ハイ!ヤリイカ1丁、どうのこうの」としゃべりながら台に乗せていく。すぐ前だから、なんとなく早く食えと請求されているようだ。
じ卵焼きが何回も回ってきた。誰も取らないのか色が変わっているように見える。また回ってくるのか、少し印でも付けておきたくなる。商品回転率は・・・といいかけて、また叱られた。
なかがいっぱいになったので、勘定をお願いすると、店の方がバーコードの読み取り機みたいなもので、積んだ皿をさっとなでる。「すごい、これで分かるんですか?」と聞くと、皿の底にチップが埋めてあり、それで集計するということだ。「皿の底もかじっておけばよかった」と言ったら「ガリガリっとね」と乗りのいい返事が返ってきた。やっぱり大阪の漫才師だ。
ツとじ定食よりも安く付いたようだ。また連れてきてね、とワイフに約束しておいた。