
今日は、総合会館8階の視聴覚室で「コミュニティビジネス 支援フォーラム」の講演会があった。
松井真理子先生方が組織するNPO法人市民社会研究所が主催する講演会で、中心市街地の空き店舗に市民による店舗展開をお願いするため、壇上で少し喋らせていただくハメとなった。
以下その要旨でございます。
四日市諏訪商店街振興組合の理事長北川正彦氏が、空き店舗を利用した「とれたて村」を開き、近在から集めた野菜市場の常設店を開きたいと考えたのは三年前だ。
当時は「取り立て村?組合がサラ金でもするんかいな」と適当に聞き流していたが、昨年7月、商工課さんのご招待で、長浜のプラチナプラザに視察に出かけた。そこで、元気な高齢者の皆さんが経営する「プラチナプラザ」の実情を見学できた。
さて、諏訪商人塾で講師としてお世話になった隈本さんから、人財ポケットの活動や商店街の空き店舗に出店の意欲のある干物やさんや、水餃子を作る方などのお話を聞いた。
空き店舗を提供して街に活性化を願う組合と、街に思いを寄せる方たちを集めたい人財ポケットさんの望みがここに合致したわけである。
街の空き店舗に「諏訪とれたて村(仮称)」をつくり、出資金を個人・企業・行政から募る。そこにしっかりした責任者を張り付かせる。
地産地消・食の安全安心・こだわりの食材などの商品ルートを開拓して、生産者の顔が見える、話題に事欠かない商品を並べる。
厨房と食堂を設けて、そこで食育や食と健康の講演をおこなったり、次世代に伝えたい食材レシピの講習を行ったりする。おばあちゃんの雑談できるたまり場になっても良い。
まずは、一人でも多くの方の思いを集めること、そして第1店舗目を成功させること。採算性が取れることがなにより大切だ。さっぱり売れないと機嫌も悪くなり仲間割れとなる。
オープンな健全経営で、皆さんが日々理想を確認しあって、楽しくお店の経営に汗を流すことが出来れば、すばらしい店舗が誕生する。
終わって、商工会議所さんを覗いた。昨日と今日、1階ホールで食の物産市が開かれており大変な盛況だった様子だ。
すでに終了していて、出口さんにお願いしておいた。
この元気を、是非エキサイトバザールにつなげてください。お願いいたします。