花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

いわき市視察 後編

2009年02月25日 | 諏訪商店街振興組合のこと
駅前再開発ビル「ラトヴ」の工事期間2年半もの間、周辺には仮囲いの塀が造られました。この殺風景な景観を何とかしようと、塀を利用した「まちなか写真館」や「まちなかウォールアート(学生による壁画)」などが実施されました。
そして、ラトヴの南側の「銀座通り商店街」では活性化事業の一環として、平成18年6月から「まちなか青空市」を月1回開催、地産地消の野菜販売・福祉施設の製品販売・一店逸品ワゴンセール・フリーマーケット・まちなか青空ステージ・キッズコーナー等が展開されました。
この「ラトヴ」建設を期にプロジェクトチーム「一店逸品運動推進部会(一店逸品フェア)」「街なか駐車場検討部会(共通駐車サービス券の発行)」「空き地・空き店舗有効利用推進部会(街なか屋台実験)」「街なか情報発信推進部会(おもしろ再発見マップの発行)」が立ち上げられ活動が開始されたのです。
銀座通りから西へ、個人施行による17階の再開発ビル「ティーワンビル(いわき市生涯学習プラザとワシントンホテルが入る)」へ行くまでに、朝市が開かれた跡に、商店街が地産池消の発信センターを開業していました。
          
          
          
(ティーワンビル内の生涯学習プラザの様子)
          
          
          
(商店街が経営する地産地消の店)
とにかく、出来ることなら何でも、やれるところからはじめようの意気込みが随所に感じられます。
街の活性化につながることなら実験的でも良い、やってみてダメだったらそこからまた新しい道を探す、そんな活力を感じさせる「いわき市」でした。