花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

第7回 諏訪商人塾開講

2009年02月07日 | 諏訪商店街振興組合のこと

一店逸品とはなにか?
私は、お店独自のブランド品を作り出し、カタログに掲載して宣伝すれば良いのかと考えておりました。仕入品がほとんどの小売店では、難しい課題だと思っておりました。そうではなかったんです。これは運動なのです。作業することが大切なのです。
商店街から顧客が離れた大きな要因は車社会のせいでもなければ、郊外の大型店のせいでもない。小売店の「品揃え」に問題があると石川明湖先生は説明されました。
お客様はお店の「おすすめ」のための対話を期待しています。専門店の積極的な意思が示されている商品が逸品なのです。それがサービスであってもいいのです。
「お店の特徴を示す商品」「店のおすすめ商品」「季節のおすすめ商品」などお店の売り姿勢を明確に示した商品が逸品なのです。
逸品作りのポイントは、
1.お店の特徴は何か?
2.お客様の立場に立って選定・開発する
3.よそ者の意見を聞く
4.今扱っている商品の中にないか?
5.そして、逸品の表現はわかりやすくすることが大切です
在庫管理をしっかりして、何が売れているのか調べましょう。そして、お客様の意見を謙虚に聞きましょう。消費者の要求は時と共に変化しています。固い頭は柔らかくしてください。
一店逸品運動は、売ることに対する家族や従業員間の意識の共有で、売るための「しくみづくり」なのです。
各お店の皆さんで集まり「一店逸品」を検討してみましょう。お互いの「良いところ」や「改善点」などを話し合い、何がお店に求められているのか、求められる店になるための「売り」は何なのかを考えてみましょう。
「一店逸品運動」で、必ず商店街は活性化します。