GGシニアさんが、またまたYouTubeをアップしていただきました。スミマセンが是非、ご覧ください。
(73) 「たけちゃんの四日市街歩き/第4回、懐かしい遊び場…諏訪公園」 - YouTube
思案橋の唄が読めた!
四日市商工会議所発行の“よっかいち歴史浪漫紀行”の126ページ第57話佐藤千夜子「四日市小唄」北野 保著に載っておりました。
西條八十 作詞、中山晋平 作曲の「四日市小唄」は、戦前四日市に住んでいたことのある人なら誰しも唄ったことのある唄。昭和六年、二三吉と佐藤千夜子が歌うビクターレコードが発売されて一躍有名となり、いつどんな席でも歌われ皆に親しまれてうたわれた。
昭和六年といえば戸野周二郎市長時代、喧嘩唯一のニュールック市庁舎がお目見えし、千歳町埋め立て地には鋭意建設中の新築港がやがて出来上がろうとしている市政躍進時代。当時の不景気な世相の中に、若く明るい息吹を感じさせるかのように此の歌は老いも若きもみんなが景気良く歌ったものである。
東や横浜 東や横浜
西行きゃ神戸 ヤレコノセ
海の関所の ジツ関所の
四日市 ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
町にゃ萬古の 町にゃ萬古の
窯焼くけむり ヤレコノセ
海にゃ出船の ジッ出船の
黒けむり ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
那古の渡りか 那古の渡りか
霞に消えて ヤレコノセ
夏が来る、来る ジッ来る来る
伊勢の海 ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
断った便りを 断った便りを
無電の塔に ヤレコノセ
訊いて涙に ジッ涙に
ひかる星 ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
春の湯の山 春の湯の山
櫻が咲いて ヤレコノセ
どれが湯気やら ジッ湯気やら
さくらやら ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
鯨追う子の 鯨追う子の
銛から暮れて ヤレコノセ
諏訪の祭りの ジッ祭りの
秋の月 ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
しおれ葵を しおれ葵を
生かした水が ヤレコノセ
いまも下いく ジッ下いく
思案橋 ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
おもしろいぞへ おもしろいぞへ
霞ケ浦は ヤレコノセ
馬と白帆の ジッ白帆の
駆けくらべ ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
戀(こい)の港に 戀の港に
錨をおろし ヤレコノセ
逢いに北町 ジッ北町
南町 ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
月にかこつけ 月にかこつけ
紅鉄漿(べにかね)つけて ヤレコノセ
お顔三瀧の ジッ三瀧の
橋のうえ ササ、ヤレコノセ
「アリャよってけ よいよい四日市
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