「海底人8823」は、フジテレビ系で昭和35年1月3日のお正月から、6月迄放送された。スワサロンで買った杏ジャムと干しぶどうの入った菓子パンを食べながらテレビを観た記憶がある。昭和35年はダッコちゃんが爆発的に流行った年だ。正式名称は「木のぼりウィンキー」目に「レンチキュラー印刷」を使っていて、角度を変えるとウインクする仕掛けだ。
「海底人8823」は、正義の海底人が、悪の秘密結社や宇宙人と戦う物語。人間の耳には聞こえない3万サイクルの笛など、けっこう科学性には富んでいたが、主人公が足を滑らせて死にそうになったり、いささか情けないのが玉にキズだった。ちなみに提供は宮本製菓(カンロ飴)である。
「はっはっはっ!」キマッタ8823
「海底人8823」の最終回は、地球に着地した円盤に見惚れた及川博士が、帰還する円盤に同乗させてもらい宇宙へ飛び立つ別れのシーンで終わっている。これって「未知との遭遇」のパターンではないのか?最後に流れた歌詞である。映像はボートから映されたしぶき、8823が水中を進むイメージなのだ。
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