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(1)シリア難民は、アサド政権、シリア反体制派、「イスラム国」が三つ巴になって展開している内戦の結果生じたものだ。戦争が原因となる大量難民について、ハナ・アーレントがその主著『全体主義の起源』の中で詳細に検討している。
彼女は、ドイツ生まれのユダヤ人だ。彼女自身、フランスと米国に亡命した経験がある。運命の巡り合わせが少し異なっていれば、自身が難民になった可能性がある。よって、知識人の観念的な議論とは異なるリアリティがある。
(2) アーレントは、大量の難民の発生は、第一次世界大戦とロシア社会主義革命とその後の混乱による現代的現象と考える。
もし第一次世界大戦が<この一回の破局で完全に終わっていたら、おそらくはこれほど劇的な様相を示しはしなかっただろう。だが大惨事のあと事故現場を覆う筈の悲惨の静けさは、今日に至ってもまだ訪れない。最初の爆発は今日まで止むことなく続いている連鎖反応の開始の合図のようなものだった。ヨーロッパ諸民族は戦争を生き延びはしたものの、諸民族の家族としてのヨーロッパは未だ回復せず、戦争に続いたインフレーションは所有関係を根底から変えてしまい、階級社会はそこから立ち直れないでいる。それに続いた失業は、われわれの知る資本主義的生産の危機とは名前しか共通点を持たなかった。今度の失業は労働者階級あるいは無産階級に限らず、すべての国、すべての職業に及んだからである。両世界大戦間に起こった内戦は昔より血腥く残虐だったばかりではなく、ヨーロッパが数百年来、いや数千年来見たことがなかった民族移動を惹き起こした。そして彼らのまだしも幸運な先輩たち、宗教戦争の被迫害者たちと違って、この難民と無国籍者の大群は、関係者の善意と人道主義的な努力にもかかわらずヨーロッパ内のどこにも住みかを見つけることができなかった。ネイションの基礎をなしていた民族-領土-国家の旧来の三位一体から諸事件によって放り出された人々は、すべて故国を持たぬ無国籍者のまま放置された。国籍を持つことで保証されていた権利を一旦失った人々は、すべて無権利なままに放置された。第一次世界大戦以来現実に起こったことは何一つ修復されず、不幸は何一つ阻止されなかった。再び世界大戦が繰り返されることすらも。事件はどれひとつとっても破局に等しい性格を持ち、そしてすべての破局は最終的破滅だった。>
(3)16世紀の宗教改革の結果、幼児洗礼を認めないバプテスト派やメノナイト派などの急進派の人々は、西ヨーロッパでは激しく迫害されたが、北米やロシアでは温かく迎えられた。しかし、難民を温かく迎え入れる国は、第一次世界大戦後にはなかったのだ。国家の庇護を失った難民は、人権のすべてを事実上失ってしまう。
この点について、アーレントは次のように強調する。
<人権の喪失が起こるのは通常人権として数えられる権利のどれかを失ったときではなく、人間世界における足場を失ったときのみである。この足場によってのみ人間はそもそも諸権利を持ち得るのであり、この足場こそ人間の意見が重みを持ち、その行為が意味を持つための条件をなしている。自分が生まれ落ちた共同体への帰属がもはや自明ではなく絶縁がもはや選択の問題ではなくなったとき、あるいは、犯罪者になる覚悟をしない限り自分の行為もしくは怠慢とは全く関りなく絶えず危難に襲われるという状況に置かれたとき、そのような人々にとっては市民権において保証される自由とか法の前での平等とかよりも遙かに根本的なものが危うくされているのである。彼らはたとえまだ無傷な文明が生命を保証してくれる場所で生きているとしても、政治的には生ける屍である。ソ連は二十年代にロシアから追われた数百万の亡命者--彼らの唯一の罪はたまたま間違った階級に生まれついたということなのだ--をこのような生ける屍にしてしまった。ナツィ・ドイツは、ユダヤ人に自ら徒党を組む機会も与えぬうちに彼らを「敵」と宣言したとき、それと同じことをしたのである。>
(4)二度にわたる世界大戦への反省から、難民の人権保障に対する国際社会の意識が高まった。
①「世界人権宣言」(1948年採択)・・・・庇護を求める権利とすべての人間は差別されずに基本的人権を享受できることが確認された。
②「難民の地位に関する条約」(1951年採択)・・・・難民とは「人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であることまたは政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けられない者またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者」と定義された。もっとも、平和に対する犯罪、戦争犯罪及び人道に対する犯罪や、難民として避難国へ入国することが許可される前に避難国の外で重大な犯罪(政治犯罪を除く)を行った場合には、この条約が適用されないことも規定されている。
③「難民の地位に関する議定書」(1967年採択)・・・・通常、②と併せて「難民条約」と呼ばれる。
(5)日本は、1981年に国会議決を経て「難民条約」に加入し、翌1982年に発効した。
シリア難民の受け入れを日本が国際社会から要請されるのは時間の問題だ。
□佐藤優「ハナ・アーレント 全体主義の起源 ~ベストセラーで読む日本の近現代史 欧州難民問題を分析する 第26回~」(「文藝春秋」2015年11月号)
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