「喉の老化」と最近よくいわれる。実際に食べ物を喉に詰まらせるようになるのは高齢になってからが多いが、水を飲んでむせたり、ちょっとした錠剤などの固いものが喉にひっかかって落ちていかなかったりすることは、50代ぐらいから起こってくる。喉の機能はすでに40代から低下し始めるともいわれている。【注】
「むせる」は、食道に入るべきものが気管に入ってしまう誤嚥のことで、繰り返すことで肺炎の原因になる。テレビを見ながら、あるいは年始に集まってきた来客と歓談しながら食べるのは正月らしい光景だが、実は誤嚥を起こしやすい。食べているときに後ろから声を掛けたり、テレビの音に顔を上げたりした瞬間に、喉に食べ物が引っ掛かってしまうのだ。特に高齢者には、とろみがあって喉を通りやすい食事を用意するとともに、こうした周囲の環境にも気を付けたい。
また、そのまま横になって眠ってしまうと、口の中の食べかすや雑菌が唾液と共に気管に入りやすい。横になる前に軽くうがいをするだけでも違うそうだ。
【注】
「【南雲つぐみ】誤嚥性肺炎 ~早い人は40代から~」
「【南雲つぐみ】葉酸の摂取」
「【災害】関連死はこうして防ぐ ~災害後に高まるリスク~」
□南雲つぐみ(医学ライター)「誤嚥を防ぐ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年1月8日)を引用
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「むせる」は、食道に入るべきものが気管に入ってしまう誤嚥のことで、繰り返すことで肺炎の原因になる。テレビを見ながら、あるいは年始に集まってきた来客と歓談しながら食べるのは正月らしい光景だが、実は誤嚥を起こしやすい。食べているときに後ろから声を掛けたり、テレビの音に顔を上げたりした瞬間に、喉に食べ物が引っ掛かってしまうのだ。特に高齢者には、とろみがあって喉を通りやすい食事を用意するとともに、こうした周囲の環境にも気を付けたい。
また、そのまま横になって眠ってしまうと、口の中の食べかすや雑菌が唾液と共に気管に入りやすい。横になる前に軽くうがいをするだけでも違うそうだ。
【注】
「【南雲つぐみ】誤嚥性肺炎 ~早い人は40代から~」
「【南雲つぐみ】葉酸の摂取」
「【災害】関連死はこうして防ぐ ~災害後に高まるリスク~」
□南雲つぐみ(医学ライター)「誤嚥を防ぐ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年1月8日)を引用
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