古い倉庫を始末し、新しく設置した際、古い倉庫から出てきた本の一。
FBI特別捜査官、ドニー・ブラスコことジョセフ・ピストーネの回想録。
マフィアのファミリーの一つに潜入し、幹部の篤い信頼を獲得し、その信頼を存分に利用して組織犯罪の証拠を集めた。偽装は完璧であった。摘発され、著者の正体を明かされた後も、あの彼が・・・・FBIの罠だ、と幹部はなかなか信じなかった、という。その分、組織の怒りは凄まじく、この潜入捜査官の首に50万ドルの賞金をかけた。
映画化された。アル・パチーノが騙されたマフィア役を老練に演じている。
□ジョセフ・ピストーネ(落合信彦・訳)『フェイク ~マフィアをはめた男~』(集英社文庫、1997)
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