山こぎが標準語なのかどうかは分かりません。
道なき道をブッシュをかき分け進む・・・みたいな感じで使っています。
町内の山には、「失われた道」があります。
新しい道が出来て使われなくなった道です。
その埋もれてしまった古い道を復活させようとする事が最近行われるようになってきている様です。
四国88カ所のへんろ道もそうです。
昔の道を復活させる活動をなさっている方々がいらっしやいます。
私などは、その方々のお蔭で遍路道を歩かせてもらっているわけです。
今月、町内の松阪峠を通る道を歩く会が行われました。
是非是非行きたい参加したいところなのですが
何と大三島に行かなければならないので、行く事ができませんでした。
でも松阪峠に行ってみたい
どうなっているのか見に行きたい
15年前には苦労して探し回って、その道を見つけて松阪峠までは行く事ができました。
なので、15年まえの記憶を頼りに行ってみたのですが
どうしても登り口が分からないのです。
何度かそれらしき道をたどって山に入ってみたのですが、途中で道が消えています。
なので、町内から直接松阪峠へ行く道は諦めて
隣の阿南市福井町から山に入る道をたどってみる事にしました。
それは、歩く会でたどる道だと思うのですが
主人と二人で行くには少々(てか、とても)危険な道ではないかと思いました。
会の方に引率されながら歩くべきだと思いました。
けど、ま~~、行ける所まで行ってダメだったらとっとと引き返したらいいんだよ
と言う事に意見が落ち着き、行ってみる事になりました。
隣町の阿南市福井町貝谷の
庚申さん お大師さん
ここの左側の山道を入ります。
ここ
道なの????
大丈夫?
遭難しちゃうかも?
無謀だったかも・・・・・・・・
杉林の中の道はまだ杉の手入れに使われている感じで歩きやすい道でした。
シダで覆われていたであろう道
シダを刈ってくださった方のご苦労を思いました。
竹が道をふさいでいます。
が、確かにここは道だった様です。
途中で道が分からなくなって何度も引き返したり
また行ったりしましたがやっと・・・・
松阪峠!!!!
峠のお地蔵さん
見覚えがあります。
15年前と同じ様にひっそりと忘れ去られた様にありました。
松阪峠に来てみて分かったのですが
松阪峠から町内の老健施設の横に出る道は倒木にふさがれたり、竹が生えてきていたりして
埋もれに埋もれて、とても通れるような道ではなくなっていたのでした。
道が道でなくなっていたのでした。
なので、探しても探しても見つからなかったのは当然なのでした。
15年の間、人間が誰も通らず手入れもされなかったら
山の道は塞がれるのですね。