どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

風邪かもしれない

2015-11-06 00:54:30 | 日記

 

秋も深まってきた。このところ霜が降りたり、朝は寒い。イチゴが綺麗に紅葉を始めた。

まあそのせいか、風邪をひいたかもしれない。用心して薬を飲んでいるが、こうゆう時に限って仕事が忙しい。今年もまた悪循環に陥るのだろうか。

 

 

岩手大学の図書館は、南向きが全面ガラスでしかも湾曲しているので、時間帯によっては極端に眩しい場所がある。そこから写真を撮ったら、目の痛いこと。

ここだけはかなり暑い。

 

 

ヤマガラだろうか、餌を求めて飛び回っていた。

そういえばヘッドホンの老舗メーカーのゼンハイザーが660万のヘッドホンとヘッドホンアンプのセットを販売するそうだ。まあここまでくればなにがなんだか。最近の高級オーディオはどうも気が狂っている。

とはいえヘッドホンなのである意味罪は軽い。なぜなら小さくて済むからだ。スピーカーセットは値段と要求する部屋の面積に相関がある。このヘッドホンと同じ金額のスピーカーとアンプとレコードプレーヤーのセットなら最低20畳の床面積は欲しい。電源からなんとかかんとか言い始めたら、家を新築しなさいという話になる。その意味では罪は少ない。このヘッドホンアンプは大理石でケースが覆われ、電源を入れると真空管がせり上がってきたり、ヘッドホンを入れている部分のフタが開いたりするギミックに満ち溢れている。このガジェット感がなんとも言えない。まあしかもバネを使ったセリ上がりというのは結構大変だ。コレクターズアイテムなのかもしれない。そう考えれば、ブランド商売というのはこんなものなのだろう。まるでライカのエルメス仕上げバージョンのようなものだ。

ただここにはもう少しめんどくさい規格の話がある。要はハイレゾ問題だ。デジタル規格のハイレゾは24bit196kHzなど、ビット数を上げてダイナミックレンジを向上、音をさらに細かく分解するために196kHzとかまで細かく分解してそれぞれをデジタル化している。そこまではいい。だが現行のオーディオシステムでは、このハイレゾを再現することはかなり難しい。理由は旧来のオーディオ規格があっていないからだ。

実は旧来のオーディオ規格は、例えばマイクとマイクアンプの間にインピーダンスの差をつけている。理由は過大入力防止のためだ。マイクを落っことしたら、ミキサーが壊れた、またはスピーカーが飛んだとかがないようにしている。これが原因で、ハイレゾの20kHzオーバーの音が再現できないのだ。間違いなく全てにおいてなだらかにインピーダンス変化がないように、スピーカーの8Ωまでインピーダンスを下げるようなシステムにしなければいけない。だが万が一の時に全部ぶっ壊れるシステムという欠点がある。

そういったことで今デジタルアンプというのが流行っているようなのだが、基本的に配信系から持ってきたデジタルデーターなら、極端な事故はないはずだ。昔ならレコードの針飛びでシステムがオシャカという事態も考えられなくなっている。だから今進んでいる。だが最も単純な方法はヘッドホンで聴くことなのだ。インピーダンス変化が最も少なくて済む。特に専用アンプを入れた場合は、ヘッドホンの特性にキッチリ合わせられるので、ハイレゾの効果が期待できるのは間違いがない。

だが、その前にハイレゾの規格がアナログに対抗してできたフシがある。確かにCDの規格では20ヘルツ以下の音はない。それを10ヘルツまで下げられたのは素晴らしい。だが高音はいらないのではないのか。この議論は延々と続いてきたものだ。アナログにしても記録されてはいるがとても少ないし。LPだとそれなりの劣化もある。すべては不毛な論争の末にできたハイレゾという規格でもあるのだ。

その不毛な上にある商品というのは、実際はおかしいものなのですよ。

まあ10年程度のスパンで見れば、ゼンハイザーのヘッドホンに今回取り入れられた技術を、のちに反映した商品が出るかどうかです。そういったものがなければ単にブランド商売だったということになります。量産による低価格化はあるのですから。それがなければ意味のない技術なのですよ。

 

 

植えた山椒の木に、不織布を巻いた。これで冬を越してもらいたいものだ。

660万から100均で買った不織布になるのもどうかと思うが、命を守るという意味では確実な金額でもある。

とはいえ人の欲深さと、その業の底知れぬものがこういった高額商品にはある。そういったものにまとわりつく人たちというのは、ずいぶん面白い人たちだろう。

 

 

ムクドリが集まっていた。

 

 

オマケ

今年の漢検のポスター。なんだろうこのネタ感は。

ただし、これ多分昔の浮世絵から単純に切り貼りしたものではなさそう。何かしている。でも一番わかるのはこの書き文字が結構変だというのがポイントです。

シンプルなんだけどネタ感を強めるために、よくわからんほどの技巧を駆使しているようです。

まあその前に、読めへんし書けへんのに、漢検は受けないよね。