今日は珍しく仕事をした。
Romajide,kaku.safariga .okochite,okochite,kakukiga okinaihodo okkochite ,dakara,kyouha kokodeosimai .
ARUFABETTOdato ichiouhakakeruyouda
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今日も1日雨だった。ゆぴあすに泳ぎに行こうと考えていたのだが、第4金曜日。今日のゆぴあすのプールは65歳以上無料の日だった。そこで行くのをやめる。高齢者に対してはそれなりに気を使いたいし、そうするべきだと思う。プールで一緒になった方とは、譲り合いながら行きたいものだ。そしてそうしている。競技志向ではないのでメニューは柔軟に変えられるし、変えられるべきだ。だが無料だからといってくる方々は、人に合わせる気が全くない。そういった方々と同じコースに4人も集まった日にはかなり悲惨なことになる。
それでも彼らは午後4時以降はプールで泳がない。それはわかっているが今度は自分の時間配分がうまくいかない。なので中止する。
真面目にお年寄りは大切にしなければいけない。だがお年寄りに限ってフリーダムすぎて、大事にするべきかどうか迷うことも増えてきた。あるお年寄りは近所に住む同じくお年寄りの生活保護者のことを悪しざまに言う。毎度、生活保護の制度が悪いのではなくそういった人もいるのだ、と諌めるが聞かない。「おれは税金を納めて年金も払ってきた。だから割高な年金ももらっている。だが彼らはどうだ。実際生活保護だと自分の年金より大して変わらない上に、健康保険がタダだぞ。真面目に働いてきたおれが損をするのはおかしい」ハイそうです。でもあなた会社倒産させて、アレをアレしてコレをコレしたじゃないですか。なんで持ち家に住んでいるんですか?
本当に都合の悪いことは忘れる。
それでも今の日本を支えてきてくれたと感謝しないと、何かが壊れそうで本当に怖いのだ。その神話がある。
正義というのはおおよそそんなものだ。何かに寄りかかって、他を忘れているから正義と言えるのである。
在特会というのがある。在日特権を糾弾する会なのだが、ヘイトスピーチの凄まじさで有名になった。最初はかなり小さな運動だった。既存の右翼に比べても小さかった。だがネットで拡散するウチにあれよあれよと大きくなった。その彼らが正義としたのは、正しい日本に戻すため、ということだ。右翼らしいのは正しい日本、ということなのだが、未だかつて正しい日本の姿というのを実感したことがないのでわからない。ただ天皇を中心とした儒教的道徳世界だと思うのだが、権力に使いやすい思想というのはどうなんだろうと思う。右翼は反権力であるべきだと思う。戦前右翼がそうだったように。簑田胸喜みたいになってはいかんよ。
それでは左翼はどうかといえば、未だかつてマルクスはないと思う。日本近代史を紐解くとよくわかる。例えば日立だ。従業員の福利厚生のために科学的手法を用い、煙突を高くし大気汚染を軽減し、社宅等の充実を図った。結果、お家のために頑張る従業員をいっぱい抱えて大企業になった。まあ、気が付いたら近代的手法も当たり前になって、そのうちお家大事しか考えないトップばかりになって、とんでもないことになりそうな東芝がいるのも、なかなかに江戸時代っぽい。
現在の左翼というのは、現実的な社会問題にどう対応するのか、資本主義的な手法から、人の動線から心理まで計算した、アーキテクチャの手法までいろいろ研究されている。その上実践例がある。なのに現在の左翼は、研究の甘さが目立つ。民主党の失敗は正確なデーターを持っていなかったと言われているが、現実には彼らがやろうとしていたイギリスモデルに対する研究があまりにも悲惨だったからだ。そして議員全員がそれを共有していなかったからだ。
それでは共産党は研究し尽くしているのかといえば、多分うまくいってないだろう。理由は資本に対して敵対すぎるからだ。その上、日本の赤字が大きすぎる。
そう、彼らの信じているのは未来だけだ。だが経験を信じる一般大衆からは、あまりにも浮世ばなれしていた。
在特会の活動に抗議するために、レイシストしばき隊というのができた。在特会の活動を妨害するのだが、少し気持ち悪かった。レイシズムが悪だとしても暴力まで使ったらイカンと思っていた。お花畑かもしれないが、在特会の中にもざまざまな人がいるはずだ。常に交流するチャンネルを作るとかそういった行動もあるんじゃないのかと思うのだが、どうもそうはならなかった。
在特会が様々な圧力で衰退し、その活動が国連からも指摘されるようになってしまって、しばき隊は勝ったのだろう。だがその後が最悪になった。
まず「はすみよしこ」さんの差別的なイラストがネットで話題になった。難民になろう!みたいなもんだったとおもう。このころはドイツが大規模受け入れを表明していたころだから、やってしまったのだろう。はすみさんはドイツ国籍が欲しいのかな?
そのイラストに「イイネ」をつけた300人の個人情報を流出させた奴がいて、まあそいつはしばき隊だったようで、今度は逆探知をかけられてIT企業の幹部というのがバレてしまって、会社をクビになりました。
その事件があったと思ったら、次は地方新聞社の報道部長が水俣病訴訟の弁護士を、まあどうしようもない言葉で言い続けて、さすが弁護士、突き止めて名誉毀損で訴えた挙句、ネットでも出しちゃいました。甘いですけでど、無期限定職のようですね。本来ならクビです。退職金なんてビタ一文出さない上に損害賠償もんです。
その彼もしばき隊のようです。
さて彼らの正義はなんだったのでしょう。
在特会のやっていたことは無知蒙昧の狂信でした。その悪に対して正義を行ったのでしょうが、世論と国連に後押ししされたのでしょうか、正義が増長してしまいました。もう少しいえば、正義が正義たるためには、正義でなければいけないはずです。啓蒙活動や融和活動も必要だったと思います。やっていたとは思いますが全然伝わってきませんでした。
地方で報道で聞く限りだと、そんなものです。でも暴力は聞こえていました。そして今回の問題です。
正義は立場で変わる。多分そういったことなのでしょう。自分の将来に不安のある人は在特会に行き、自分の将来に揺るぎのないと信じている方がしばき隊だったのでしょう。しばき隊で問題になった今二人を見れば、そう思うところがあります。
似たような手法を使った二つの団体が、なぜこうなったのかといえば、正義というのは世論だということです。そこを見誤って今回のような大暴走を引き起こすと目も当てられません。ましてや言論の人がやってはいけない。
仁義、いい言葉だな。こちらが正義より本質的だろう。人の世のための言葉だ。
ろくでなし子さんが「ぱよぱよち~ん」騒動について書いている。この記事は私に一番近い。ただ彼女はひどい目にあったから、なのだがなかなかの諦観にあふれている。日経ビジネスのオダシマさんのコラムも良かったのだが、あれは良すぎた。
次に新しい考え方があると信じてはいるのだが、やっぱりポストモダンなのだよ。もうどうしようもないよ。
ただ社会に蓋がしまっている感覚だけは、彼らと共有しているだろう。
「ぱよぱよち~ん」にろくでなし子さんが感じたのはよく分かる。開けられない蓋を、一瞬だけ開ける魔法の言葉なのだ。だからしばき隊で盛り上がったのだろう。
ぱよぱよち~ん。
正義とはいかにうつろいやすいものなのか。
PS
正義というのがどこにあるのか、第一次世界大戦並みに面倒くさいシリア情勢を見れば、いかに胡散臭いのかがよくわかる。ウイグル問題もそうだな。