今日はほぼ引きこもりだった。ISがらみのニュースはうんざりするほどあった。ただ世界が騒げば騒ぐほど、そして彼らにワンサカ爆弾が落ちてきても、彼らは喜ぶということだ。ということは彼らは今一番喜んでいるはずだ。次から次へと発覚するテロ予定のリストもどこからどこまで本当なのかどうかはわからない。だが各国が対応すればするほど喜んでいるだろう。
全く理解できないマゾヒズムだが、彼らが終末論者だという点を加えれば、そうなのだ。かつてのオウム心理教事件の時になぜ彼らが堂々とテレビに出ていたのか。それは世の中に出ているのが嬉しかったからだ。結果強烈なボロを出して、自滅した。
ただ彼らを喜ばせたくないものだが、現実にはそうもいかない。例えばイスラム教がスンニ諸派が集まってISISを否定するということが一番正しい。ただそれが不可能なのがテキスト主義の宗教の悪いところだ。決して意見が一致することはない。ましてやISISはシーアを潰すために放置しているフシもある。サウジはヒズボラには攻撃するがISISにはしているのだろうか。
ただ中東では地殻変動が起きつつある。原油安と戦争経費でサウジアラビアがどうなるのか。イランとアメリカの国交回復もどうなるのか。イスラエルももしアメリカの次の政権が民主党だった場合、冷遇される可能性がある。
いずれこの問題はサウジアラビアの問題になる。
ところで、終末論者はなぜ終末は神が決めることと考えないのだろうか。なぜ人が自ら起こすのが正しいと考えるのだろうか。本来彼らのような考えだと神秘主義に行くはずなのだが、今現在神秘が足りないのだろうか。だから即物的に行動するのだろうか。
そう考えていたら、東芝がまたやらかしてくださった。日経ビジネスの記事だ。どうも第三者委員会と経営陣がツーカーすぎたようだ。
「東芝の不正会計問題を調査した第三者委員会が、米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の減損問題を知りながら、東芝と「謀議」の上で調査対象から外していた。日経ビジネスは、東芝の法務部門トップが謀議の内容を現社長の室町正志や前社長の田中久雄らに伝えていた電子メールの記録を入手した。」
まあこれで十分だろう。