地面にへばりつくキランソウ、多年草で毎年へこたれずに同じ場所に紫色の花を咲かせる。別名ジゴクノカマノフタとかイシャイラズとかいうとのことで、優秀な薬草なのだ。
効能は全草を煎じて解熱、下痢止め、鎮咳、去痰、健胃、高血圧を鎮めるなどの薬効があり、また、生葉のしぼり汁には、切り傷、虫刺され、やけど、あせもなどに解毒の効果があるという。
また、天ぷらでも食べられる。以前食したことがあるが、特段の味はなかったように記憶している。天ぷらでも薬効は有効なのかいな。
ホヲキノタ山は薬草の宝庫だ。というか、植林された杉林や檜林などを除いたどこの山地にも、優れた薬草が普通に見つけられるのだ。利用せねば。