獣たちが活発に動き出した。夜中外に出ると、オラの物音に警戒して、ニホンジカが指笛のような甲高い叫び声をあげる。
5月18日朝、9時ごろ、久しぶりにホヲキノタ山壮にニホンカモシカが現れた。ニホンジカだと、すぐに叫び声をあげて逃げて行くが、ニホンカモシカはジーっとこちらを見ていて逃げずに、動かない。肝が据わっているのか鈍感なのか。
野鳥たちも繁殖期を迎えているのか騒がしい。最近猛禽のピーーーという鳴き声が林の中からよく聞こえる。そして猛禽がカラスを追い回している光景もあった。またキツツキが数匹鳴き声を上げながら杉の木を登っている時に数匹のキツツキが近くに寄っていく姿や、カケスが近くに寄っていく光景なども見られる。今年初めて早くもアカショウビンの鳴き声もあった。これらの騒がしい野鳥の動きも、翌日は全く姿を見せず静かになるということもしばしばある。