相当高木になったタラノキ、上のほうに白い花が見える。この白い花の蜜を求めて、ハチやアブやときにはスズメバチなどがやってくる。そして花が落ちて種が付くと野鳥が集団でやってくる。来春の新芽はオラたちの口に天ぷらで入る。若い木はシカの好物。木の皮は生薬としても使える。これだけ生き物たちに恵みを与えてくれる木はないんじゃないか。
同じく白っぽい花が木の上のほうで覆っている光景がある。リンゴの木に絡みついている。急に目立つようになって来た。センニンソウのようだ。例年極めて遠慮がちに生えていたが、今年はなぜか強大に勢力を伸ばしてきた。