以前設置していた電柵は広すぎて、雑草が蔓延り、管理が悪くて使い物にならず、すべて取り除いていた。今回、再度物置から電柵を取り出し、畑の狭いエリアのみ集中的に電柵を張るように設置した。
以前設置していた電柵は広すぎて、雑草が蔓延り、管理が悪くて使い物にならず、すべて取り除いていた。今回、再度物置から電柵を取り出し、畑の狭いエリアのみ集中的に電柵を張るように設置した。
ヤマノイモの栽培は難しく、今年は諦めた。昨年ナガイモの種イモを植え付けたところ、サイズは小さいが、市販のナガイモより粘りが強くてそこそこ美味かったので、今年もトライ。箱枠栽培がオラには最も適しているので、増設した。ナガイモを10個、短型の種イモを5個、植え付けた。
これでノウサギに蔓を食べられないで済む。
あとは台風などで、蔓が切られないようにしっかり支柱を固定するだけじゃ。
ここ数年ミョウガが収穫できていない。それというのもにっくきニホンジカがミョウガを前にすると狂暴になり防獣ネットの支柱をへし曲げて破壊してミョウガの葉っぱや茎を残さず食べつくしてしまうからだ。だいぶ前にいつも侵入する防獣ネットに太い木の枝で防御してみた。2カ月ぐらい経つが侵入した形跡はない。それほど頑丈に作ったわけではないが、見るからに手強そうな作りに侵入を試みる気にならないようだ。
ミョウガの新芽が現れ始めた。
2m四方ぐらいの狭い囲いで、集中的にしっかり防御。
獣たちが活発に動き出した。夜中外に出ると、オラの物音に警戒して、ニホンジカが指笛のような甲高い叫び声をあげる。
5月18日朝、9時ごろ、久しぶりにホヲキノタ山壮にニホンカモシカが現れた。ニホンジカだと、すぐに叫び声をあげて逃げて行くが、ニホンカモシカはジーっとこちらを見ていて逃げずに、動かない。肝が据わっているのか鈍感なのか。
野鳥たちも繁殖期を迎えているのか騒がしい。最近猛禽のピーーーという鳴き声が林の中からよく聞こえる。そして猛禽がカラスを追い回している光景もあった。またキツツキが数匹鳴き声を上げながら杉の木を登っている時に数匹のキツツキが近くに寄っていく姿や、カケスが近くに寄っていく光景なども見られる。今年初めて早くもアカショウビンの鳴き声もあった。これらの騒がしい野鳥の動きも、翌日は全く姿を見せず静かになるということもしばしばある。
20センチぐらいの見たこともない奇妙な生き物がゆっくり動いていた。大きなナメクジか、それともヘビの赤ちゃんかと思ったが、よく見ると細くて小さい虫の幼虫のような生き物が重なり合って一つの集合体を形成している。ざっと1000匹ぐらいはいるじゃろか。
ひょっとしてヤマビルの赤ちゃんかなと思い、塩を振りかけてみた。ヤマビルなら一ころだ。それほど苦しむことなくこの集合体は移動を続けた。何になるのかは分からないが、一斉に成長したらたまらん。次は火あぶりの刑じゃ。全滅。それにしても奇妙なものを見た。