第十七章(4)
真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪曰
「真実不虚」は、この呪の本質だ。
「能除一切苦」は、この呪の作用だ。
呪を唱えていると「こだわり」が無くなる。
一応、無くなる。
無くなるはず・・・なんだけどなぁ。
毎日唱えている坊さん達・・・
そうでもないんだよなぁ・・・。
この世は理がストレートに反映されない。
多種多様なモノ達がひしめき合っている。
多種多様な理もひしめきあっている。
一つの真実が解っても、例外が沢山あるのだ。
この世の存在は、そういう風に創られた。
だから、この世は面白い。
ならば経や呪は無駄か?
そうでもないんだなぁ。
方向に進む事はできる。
だが、決めるのは本人。
決まるのは、その他の影響もあるんだなぁ。
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