カルテ番号 ね・5(15)
院長はゆっくりとした言葉で言った。
「いつも体調を良い状態にしてこそ、能力が充分に発揮できる。
その姿勢がプロだと思います。
ならば、これからは厄介なモノの影響があることを知って下さい。
そして、それに対処していくのが、プロとしての姿勢になります」
根本拓也は、まだまだ自分が甘かったことを知った。
一般常識だけではプロとはいえない、と判っていた。
常識の範囲なら、誰でもできる。
そこから世界を広げてこそ、プロフェッショナルなのだ。
そして、同時に自分はツイているとも思った。
これで、この先、そういうモノに対しても視野にいれていける。
ただし、まだ具体的な対処の仕方がわからない。
「まだまだ、僕は甘かったということですね」
「いえいえ、知らないのは甘さではありません。
甘いのは、知る機会を逃してしまう事。
あるいは、知っても、それを活かさないことでしょう」
なるほど。肝に命じておこう。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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