ある気功師・596
母から電話がきた。
話せるようになったという事だ。
もう大丈夫だ。
ありがとう、ね。
その言葉を聞いた瞬間だった。
胸の奥の方から何かが沸き上がってきた。
違う、そうじゃない。
ありがとう、はこちらが言う、思う言葉だ。
長く、痛く、苦しんでいたのだ。
それに対して、大した対応もできずにいた。
ほんの少し楽になっただけだ。
少しだけど、楽になってくれて、ありがとう、なのだ。
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