水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・991」

2023-09-20 20:22:35 | Weblog


ある気功師・596

いや、言葉で説明するのは難しい。
そんな理屈ではないのだ。
ありがとう、と言われた人にマレに訪れる感覚だ。
感覚を説明するのは、無理。

故師匠が何度も言った言葉も思い出した。
「ありがとうは、有り難い、だ。
言葉として口に出すのが重要だ」
病の再発防止に、ありがとう、を使え、と教えてくれた。

深い意味など知らない私は単純に憶えていただけだ。
魔法じゃないんだから、言葉で再発防止にはならないだろう。
とは思っていないが、その効果を甘く思っていた。
説明はメンドウだが、ありがとう、は凄いぞ。


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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「迷想中・迷走中・991」

2023-09-19 20:46:51 | Weblog


ある気功師・596

母から電話がきた。
話せるようになったという事だ。
もう大丈夫だ。
ありがとう、ね。

その言葉を聞いた瞬間だった。
胸の奥の方から何かが沸き上がってきた。
違う、そうじゃない。
ありがとう、はこちらが言う、思う言葉だ。

長く、痛く、苦しんでいたのだ。
それに対して、大した対応もできずにいた。
ほんの少し楽になっただけだ。
少しだけど、楽になってくれて、ありがとう、なのだ。


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「迷想中・迷走中・990」

2023-09-18 21:07:56 | Weblog


ある気功師・595

不思議な感覚は私の方だった。
何かの機会に出会える感覚だ。
今までも何度か体験している。
ありがとう、の言葉で目覚める感覚。

最初は母だった。
私の母は三叉神経系の難病だった。
毎年、食べられない、眠れない、話せない状態になる。
いつ、そのまま死んでしまうか、と私達子供は思っていた。

私の兄弟姉妹達も様々な事をする。
何日かすると少しずつ回復する。
そのキッカケに私がした事があった。
まだ気功に出会う前の話だ。


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「迷想中・迷走中・990」

2023-09-18 21:07:32 | Weblog


ある気功師・595

不思議な感覚は私の方だった。
何かの機会に出会える感覚だ。
今までも何度か体験している。
ありがとう、の言葉で目覚める感覚。

最初は母だった。
私の母は三叉神経系の難病だった。
毎年、食べられない、眠れない、話せない状態になる。
いつ、そのまま死んでしまうか、と私達子供は思っていた。

私の兄弟姉妹達も様々な事をする。
何日かすると少しずつ回復する。
そのキッカケに私がした事があった。
まだ気功に出会う前の話だ。


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「迷想中・迷走中・989」

2023-09-17 20:49:02 | Weblog


ある気功師・594

不思議だった、と言う。
姉の顔、言葉の優しさが沁みてきた。
姉はもう夫を恨んでいない。
自分も何だか義兄への恨みが消えていた。

これは何だろう。
姉の苦しみが少しでもやわらいでくれれば、と依頼した。
ところが、思った事と違う結果があった。
姉は亡くなったが、それは覚悟の上だった。

自分で依頼したけど、どんな人だろう。
そして、とにかく伝えなければ、と思った。
依頼してよかった。
本当にありがとうございました。


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「迷想中・迷走中・988」

2023-09-16 20:47:16 | Weblog


ある気功師・593

僅か2時間の気功治療で変わった姉。
変わったのは顔だけではなかった。
その謎を知りたかった。
だから自分もぜひ体験したかった。

そして体験後の言葉があった。
身体が温かくなっただけではない。
気持ちが温かく柔らかくなった。
姉の優しい顔が浮かんできた、という。

それまで義兄を恨んでいた。
姉も夫を恨んでいた。
ところが、あの日、姉は優しく言った。
何だか、今は、落ち着いているの。
ありがとう、ね。


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「迷想中・迷走中・987」

2023-09-15 21:33:26 | Weblog


ある気功師・592

病に倒れる前から姉から相談を受けていたという。
姉夫婦の不仲だ。
姉はその夫のせいで病になった。
そして、ついに帰らぬ人となった。

入院してからも肺に水が溜まり、とても苦しそうだった。
何とか楽に出来ないかと噂を聞いて私に依頼したのだという。
クライアントはこの妹さんだったのだ。
それであの時の夫の対応に納得した。

あの日、私が帰ってすぐに病室の姉を見舞った。
あれほど苦しんでいた姉が優しい顔になっていた。
そして、久しぶりにいろいろ話が出来た。
姉は私にとても感謝していた。
それも私に伝えたかった。


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「迷想中・迷走中・986」

2023-09-14 21:01:04 | Weblog


ある気功師・591

帰り道、私は落ち込んでいた。
こういう時の連絡ミスは仕方ない。
亡くなった人、その家族に対して何もしてやれなかった。
私は何の役にも立たなかった。

3日後、治療院を訪ねてきた女性がいた。
初めての人には、どこから知って来たのか訊く。
すると、あの患者さんの妹だという。
あの日、私の治療後に病室を訪れたのだという。

そして私への連絡が出来なかった欠礼を詫びた。
だが来院したのは理由があった。
亡くなった姉には毎日お見舞いに行っていた。
二人きりの姉妹だから、その姿を克明に憶えていた。


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「迷想中・迷走中・985」

2023-09-13 21:16:24 | Weblog


ある気功師・590

僅か1日だけの縁だった。
依頼されて病室に入ると酸素マスクをしていた。
50代の女性だった。
苦しそうだった。

依頼時間が終わり、患者さんの御主人と話した。
私は厳しい状況だから、私に依頼するなら続ける事を提案した。
だが御主人は3日後に来て欲しいという。
それなら出来るだけ家族は一緒にいて下さい、と伝えた。

3日後は厳しいのに、状況が判っていない。
そうは言えない。
そして、三日後、病室を訪れると空室だった。
前日に亡くなったと看護師さんから聞いた。


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「迷想中・迷走中・984」

2023-09-12 20:49:51 | Weblog


ある気功師・589

僅かな時間でも治療した相手が死んでしまう。
とても痛い。
ノーテンキな私でも落ち込む。
嫌だし、怖いと思う。

死んでしまったら、私の治療者としての存在意味が無い。
病だけの治療が仕事ではない、と故師匠に言われていた。
病気など治しても、人間は100年もすれば死ぬんだ。
ただし、病気治療を縁としてその後の人生が良くなるのなら。
それは、大きな意味がある。

だから、その後の人生に影響があってこそ私の意味がある。
それが、その後の人生が無いのなら活かせない。
目の前で、すぐ亡くなられたら、伝える事ができない。
生きてくれていてこそ、私の治療者の意味がある。
そう、思い込んでいた。


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