タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪色付くサルトリイバラ(猿獲茨)の実♪

2014-12-08 | 植物

山裾の林道を歩いていると、雑木林に絡みついた「サルトリイバラ」の赤い実を、小鳥が啄んでいます。

名前の通りもう少し季節が進んで、すっかり赤い実が無くなった頃、不用意に林に入って行くと、棘を持ったイバラ

の蔓が張り巡らされていて、いつの間にか、身体を獲られて身動きできなくなってしまう事があります。

(由来・・・猿がイバラの中に、追い込まれ身動きできなくなる。)

しかし当地方では、これを「カタラ」と呼んで、昔から春先には、若葉を摘んで茹で「おひたし、あえもの、天ぷら」

して食べたり、西の地方(関西以西)では、田植の始まる5・6月頃、立派な葉を選んで摘み、カシワの葉と同じよう

にあんこ入り餅を包んで、「泥落とし(田植えが終わり)」と称して、食べる習慣があります。

小さい頃には、この葉に包んだ「カタラ団子(餅)」を食べるのが、田植時の子供達の楽しみの一つでもありました

 吉沢独陽

識らず知らずに 来は来てみたが

さるとりいばらの 赤い実が

ぽつりぽつりと あるばかり

遠い昔の おもいでに 

雑木林の細道の 空の深さよせつなさよ

 今日も良い一日であります様に

「長崎の鐘」を秋川雅史の歌でどうぞ


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8 コメント

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こんばんは^^ (kao)
2014-12-08 17:16:19
さるでもからめとられる
いばら、触ったら痛そうですね。
こちらのあっぷされた曲が一時的に
聴けなかったので、(私がわのスマホが
原因で)やっと秋川雅史さんの曲が聴けました^^
深みのある声でいいでうすね^^
takaさんの絵も素敵です~♪
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心に染みわたる歌です。 (takaちゃん)
2014-12-08 19:53:23
「長崎の鐘」は、松江市出身の長崎医大教授・永井隆が、自からも被爆しながら、献身的に被害者の救護にあたり、病床に斃れてからも、平和を求めて多くの著書を書き続けた、永井隆博士について歌った歌です。
秋川雅史さんの歌声が「千の風になって」同様、歌詞に
ぴったり合って、心に染みわたる心地がします。
とてもいい詩しですね。
他に「ロザリオの鎖」「亡びぬもの」「花咲く丘」等の著書があります、、、よかったらまた読んで見て下さい。
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カタラの葉で (咲とその夫)
2014-12-08 21:17:03
 当方が生まれたところでは、子供のころ、このカタラの葉で作ったカシワではないが、カシワ餅と言ってあんこの入ったものを蒸して食べていたことを想い出します。

 当地に来てから40数年、笹巻きというものを初めて見て、初めて食べたものです。
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こんばんわ! (takaちゃん)
2014-12-08 22:05:27
笹餅私も大好きですが、他所ではあまり作らない
様ですね!
そんなこともあって、子供が大学生の頃には、よく
おくってやりました。
そのま子が、孫に笹餅を送るようになったから、早い
ものですよ!
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こんばんは^^ (sakurabana)
2014-12-08 23:58:56
母がつくる柏餅はイバラの葉でしたので
柏餅といえばイバラの葉で包んだものと思ってました(*^_^*)
チマキは萱で包んでましたです

秋川雅史さんの長崎の鐘 心に沁みますね
さすが声楽家ですね^^

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sakurabanaさん、いらっしゃいませ” (takaちゃん)
2014-12-09 09:16:04
当地は、どちらかと言えば笹餅(チマキ)が多いです。
「長崎の鐘」は当市生まれの、永井博士をモデルとした歌であり、博士が闘病中には、あのヘレンケラーや、昭和天皇さえも見舞われたと言う、郷土の偉人でもあって、取り分け、秋川雅史さんの伸びのある澄んだ歌声に乗せて、心に染み渡るものがあります。
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おはようございます (mashazo)
2014-12-09 10:05:44
長崎市で永井隆博士の名前を知らない人はいないと思います☆

松江市出身だとは知らなかったです。


秋川雅史さん、昨夜、歌唱王を決める番組で審査員をされてました(*^_^*)

サルトリイバラの絵がすごく素敵でした(^_-)-☆


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mashazoさん、おはようさんで~す^^^ (takaちゃん)
2014-12-09 10:40:46
司馬遼太郎が好きなので、竜馬の辿った道として、長崎は是非とも行きたい場所の第一候補です。
その長崎(医大)の教授であった永井博士、幼少の頃育った、当県雲南市には、永井博士の記念館さえあります。
歌唱王を決める番組、昨夜でしたか、見落としてしまいました。
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