タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

「雨はれて 心すがしくなりにけり 窓より見ゆる白木槿(むくげ)のはな 」  斎藤茂吉

2012-08-06 | 植物

むくげの花が夏の陽射しを一杯に受けて、家々の垣根越しに咲いています。

この花は、韓国の国花であり、国の繁栄を願って無窮花(ムグンファ)と呼ば

れていますが、非常に繁殖力旺盛で、本来は桜の木ほどにも大きくなり沢山

の花を着けます。

白楽天の詞の誤訳から「一日花」とされていますすが、実際には「210日花」

で、一つの花が繰り返し開萎し、 そしてリレーしながら初夏から晩秋まで、半

年近くも咲き続けます。

まさに、生命力の象徴の様な花ですネ。

白・ピンク・薄紫・白の一重に底紅花等が良く見られますが、「純白底紅花

が最も無窮花らしさがある様な気がします。

ところで、花の白さは、花自体が白い色素を持っているからではなく、花びら

の中の無数の気泡が日光に反射されて白く見えるための様です。(花のふし

ぎ100より)

してみれば、人間と視覚の異なる蝶や蜂達には、花本来の無色透明に見え

ているのでしょうか?

むくげは、もともと無垢?な花なんですね!

             ~今日も良い一日を~



 


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