むくげの花が夏の陽射しを一杯に受けて、家々の垣根越しに咲いています。
この花は、韓国の国花であり、国の繁栄を願って無窮花(ムグンファ)と呼ば
れていますが、非常に繁殖力旺盛で、本来は桜の木ほどにも大きくなり沢山
の花を着けます。
白楽天の詞の誤訳から「一日花」とされていますすが、実際には「2~10日花」
で、一つの花が繰り返し開萎し、 そしてリレーしながら初夏から晩秋まで、半
年近くも咲き続けます。
まさに、生命力の象徴の様な花ですネ。
白・ピンク・薄紫・白の一重に底紅花等が良く見られますが、「純白に底紅花」
が最も無窮花らしさがある様な気がします。
ところで、花の白さは、花自体が白い色素を持っているからではなく、花びら
の中の無数の気泡が日光に反射されて白く見えるための様です。(花のふし
ぎ100より)
してみれば、人間と視覚の異なる蝶や蜂達には、花本来の無色透明に見え
ているのでしょうか?
むくげは、もともと無垢?な花なんですね!
~今日も良い一日を~
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