「カノコユリ」の花
シーボルトがオランダに帰国する際に持ち帰り、ヨーロッパにおけるユリ栽培
ブームに火をつけた程、可憐で美しい花です。
和名の「鹿の子百合」は、花びらの模様が、鹿の子の斑点模様に似ている事
から名付けられたそうです。
四国、九州地方には自生地があり、鹿児島県・甑島の群生地はとくに有名で
一斉に花咲く7~8月には、花を訪ねて島に渡る人も多いようです。
むかし大飢饉の際には、この花のユリ根が島人の飢えを救ったとか、今でも
大切に大切に見守られているそうです。
この花に因んだ良い歌がありました。
こしき島慕情(作詩:作曲者不詳)
♪ 椿と鹿の子の 花さく島に 東シナ海 乗り越えて
きょうもついたか あの船が あぁ~平家落人(おちゅうど)
こしき島~♪
♪ 島の乙女の いとしの恋は 波にのまれた 玉石に
一夜のさだめと 知りながら あぁ~船は出て行く
きしき島~♪
残念ながら作者、歌詞の全部が分かりません。
誰かご存知ありませんでしょうか?
~今日も良い一日を~
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