お盆にちなんで「ほおずき」を描いて見ました。
昔、女の子達がほおずきの実(甘酸っぱい)を口に含んで、中の種を上手く吸い出
し、丸い皮の袋を「キュー キュー」と鳴らして遊んでいました。
一説では、鳴らす時のその頬の様子から「頬突き」が・・・「ほおずき」と呼ばれるよ
うになったとか。
当地では、お盆用に農家の畑やプランターで、栽培されているのを見掛けます。
ほおずきの実は、お盆に精霊を導き迎える提灯に見立てて、古くからお盆の供花と
して盆棚に供えられ、盆花市でもよく売られています。
ほうずき市と言えば、浅草・浅草寺の市が、夏の風物詩として特に有名で、歴史も
古く~源頼朝が奥州征伐の帰り道、浅草で部隊を休ませ日射病(熱中症)で倒れた
兵士に、ほうずきを食べさせて元気付けたことから~ここに市が立つようになったとの
由来がある様です。
「ほうずきの実は甘酸っぱい」と記しましたが、それは食用ほおずきのことで、観賞
用のほうずきには、毒性と苦味があって食べられないので、ぐれぐれも食べない様に!
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
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