沖縄の海辺の道を行くと、どこへ行っても道端の藪には野朝顔(ノアサガオ)の花が、
他の草木に覆い被さる様にして、たくさんの花を咲かせている。
沖縄の方言では、「アミフィバナ・ヤマカンダ」、奄美では「アムィフリバナ」等と呼ぶそ
うな。
海辺の山野に自生していて、難解な沖縄の方言からも、何やらそのニュアンスから山
かけで、「雨に関係するのでは?」と思いつつも、同行のの運転手さんに尋ねてみると、
我が意を得たりとばかりに、・・・・・この花は(雨降り花)の意味で、この花を摘むと雨
が降るという、古くからの言い伝えがあり、野良仕事をする農家の人は、雨が欲しい時
には花を摘み、また欲しくない時には摘まないのだとか・・・また、青、紫色の花は年中
咲いていて・・・・・朝の咲き始めは青色で、徐々に紫色、ピンクへと色変わりして、夕方
に萎むとか・・・・・しばし朝顔談義に花が咲いた。
それにしても、沖縄の花々は、どことなく南国系(琉球時代の交易の影響?)の色鮮やかで
陽気な感じの花が多い様に感じる。
沖縄では、毎年二月に『桜祭り』があると言うのだから、一年を通して陽の光が燦々と
ふり注ぐ、常夏の島に違いない。(我々は事前の学習不足で、沖縄の梅雨がどの様なものか知ら
ず、時には、スコールの様な雨に何度か遭遇したのだが^^^)
ここ「沖縄」の地にも、木々や草花などの大自然が、人々の生活の隅々に溶け込み潤
いを与えている。
~沖縄地方の樹木に覆い被さり咲く野朝顔(ノアサガオ)の花~
<朝顔なのだが、ヒルガオ科に属し、午後も咲いている>
空気が伝わってきます・・。
自然と共生は大変なこともたくさんあるでしょうが、
人間の根の部分が地球という母体につながっている
安心感は土離れしてしまった
ひとびととは比べようもなく大きいでしょうね。
雨降り花、いい名前ですね。
沖縄の信仰を研究されてみたいそうで、
沖縄の神様も御喜びだと思います^^・
応援しております^^!!
私もとうとうそんな歳頃?になったのかな~・・・と、誠に感慨深いものがあります。
これもkaoさんの示唆かな~・・・と思ったりしています!
また沖縄への旅は、未知の地に立ち、自分を改めて見つめ直す、いい旅になったとつくづく思います。