タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

  ※「三光鳥:サンコウチョウ」の、撮影に成功せり。※

2019-07-28 | 風景

 昨日は思い掛けない「三光鳥:サンコウチョウ」との出会いがありました。  久し振りに「楽山公園・天神池」の浮巣で抱卵中であった「カイツブリ」の、その後が気に掛かっていたので、確認の為に出掛けて見たと言う訳です。   森の細道では折しも、アスリート約30人がトライアスロンの長距離走?(こんな場所で。。。)の練習中の様で、とても野鳥撮影の出来る状況では無かったのですが。。。前方から走って来た走者に道を譲る為に、脇道に入った時の事でした。  森の奥からあの懐かしい声が聞こえて来たのです。  ♪ ツキ(月)・ホシ(星)・ヒ(日)・ホイ・ホイ・ホイ ♪ と言う特徴のある囀りです。  そうです、そうです。  以前にたった一度、一枚だけ撮影する事の出来た『三光鳥:サンコウチョウ』の囀りです。  薄暗い森の中を好む「サンコウチョウ」は、目を凝らして探しても容易に分かるものでは有りませんが、見つかりました。  ところで、長らくこの囀りを聞かなかったのは、既に巣ごもりしたのでは?と、思っていましたが結果、巣ごもり中の様でした。  枝の入り組んだ薄暗い森の、頭上の高枝に「サンコウチョウ」の雄を見付けたのでした。  思わず「やったね!」と心の中で叫んでいたかも。  薄暗くて撮影条件は最悪の為、逃げるのは覚悟の上で一、発勝負のフラッシュ撮影を試みました。  確かにフラッシュに驚き、枝から枝に移って行きますが、遠くへは飛んで行きません。  その理由は、雌や幼鳥と一緒だったからです。  お互いに鳴き交わしながら移動していたのです。  願い続ければ思いは通じると言いますが、サンコウチョウの撮影に成功した、最高の一日となりました。 

フラッシュに驚き、枝から枝へと移って行きます。 

  

 

 

  

 

スズメ目の小さな鳥ですが、繁殖期の雄は長い尾っぽを持ち、45㎝に達する。 メスは17㎝と短い。

雄と雌の鳴き交わしから、雌&幼鳥?を見付けることも出来ました。

 

雄の周りには、少なくとも4羽の雌と雄が居ましたので(幼鳥を含む)、ファミリーだと思います。 

  

  

 

 

三光鳥(サンコウチョウ)

日本・台湾・ミンダナオ島に分布し、日本には夏に渡来し繁殖する。  日本で繁殖した個体の多くは、冬季中国南部からスマトラへと渡り越冬する。(渡りの際には、雄の長い尾羽は無くなっているそうです。)  アイリングと嘴は明るい水色で、野鳥の中でもかなり特異な色をしています。  平地から低山にかけての暗い林に生息する。  繁殖期には縄張りを形成する。  食性は昆虫食で、林内で飛翔中の昆虫を捕食する。  樹上の細枝に杉・桧の樹皮を用いたカップ型の巣を作り、外側にウメノキゴケをクモの糸で張り付ける。  産卵期は5-7月。  抱卵日数は12-14日で雌・雄が協力して抱卵する。  結果、巣を見付ける事は叶いませんでしたが。。。  

画像は、続く。。。 

 

 


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