公園の木々が少し色付いて来たかと思っていたら、いつの間にかアメリカフウやケヤキ
モミジなどの、赤や黄色に染まった落ち葉が目立つような時季がやって来ていました。
何がなでも前にまえに、行けいけの、暖かい春と夏を通り越して、みんなわき目もふらず
一生懸命に歩いて来ました。
しかし、ここら辺りでその失敗や成功をジックリと噛みしめながら、ひと休みしてやがて訪
れる寒い冬の眠りに向かうのも悪くはありません。
紅葉、落ち葉、枯葉の秋は、郷愁を誘いますが、やがては枯葉は土に還り、芽ぶきの春
へ向けてのエネルギーとなります。
走り続けてきた貴方も、ここらあたりでひと休みし、リセットしたら!
「落 葉」 歌:イヴ・モンタン
~あゝ、あたう限り 思い出して欲しい 僕たちの友達だった頃を
あの頃人生は ずっと美しかった 太陽は今よりずっと輝いていたね
シャベルでかき集められる落ち葉が 忘れられない記憶を呼び起こす
ほら、かき集められる落ち葉は 僕の思い出の苦さに似ているよ
やがてそれは 吹いてくる北風に 冷たい忘却の夜へと流される
そう、僕は忘れられないんだ 僕のためにあなたが歌ってくれた歌を~
♪ あの歌は僕達に似ている
あなたは僕を愛し 僕はあなたを愛した
二人の暮らしには僕の愛するあなたが居て
あなたの愛した僕が居た
♪ でも人生は愛の暮らしを引き離し
静かに音もなく
時のさざ波は 砂に残された
別れた二人の足跡を消していく
イヴ・モンタンの冒頭の語り部分、そして抑揚のある流れる様なフランス語の余韻を残す
歌声、ほんとうにすばらしい歌です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます