ハチジョウツグミ
いつも鳥見に行けば必ず何か新しい発見のある、「北公園」に出掛けて参りました。 今回は、ツグミの亜種「ハチジョウツグミ」の初見、初撮りでした。 この時期どこでも見られる、「ツグミ」は、奈良時代頃から知られていた様ですが、今日撮影した「ハチジョウツグミ」については、江戸時代中期頃から、「はちじょうつぐみ」という名前が文献に出ている様です。
江戸時代中期の、「観文禽譜 : 鳥類分類図鑑」「養禽物語 : 和鳥の部」等が、「ハチジョウツグミ」の呼称の見られる、最初の文献の様です。 「はちじょうつぐみ」「琉球(りゅうきゅう)つぐみ」等と呼ばれ、別名には「かはらつぐみ」・「ゆわつぐ」そして、腹の色彩がやや赤いことからか、「ちゃつぐ」・「あかつぐみ」・「かきつぐみ」などとも呼んでいた様です。 名にあるはちじょうについては、八丈島をさす様ですが、八丈島だけに棲息している訳ではなく、名前の由来については、未だ良くわからない様です。
ハチジョウツグミ(冬鳥)は、冬季に越冬のため少数が飛来するとか。 腹胸部の両脇にのやや赤色を配するとても綺麗なツグミです。 飛来数の少ないハチジョウツグミの、一羽の出会えたのは偶然とはいえ、とてもラッキーなことでした。
今日の野鳥は「ハチジョウツグミ・冬鳥」でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます