先日、特集をやっていて、がっつりを見てしまいました。
東京パラリンピックのマラソンで優勝した選手です。
失礼ながら・・実は、あまり知らない選手でした。
ところが、友人が、「道下選手が運動公園を走ってた。『がんばってください』って声かけたら手を振ってくれたんだよ~。」と話してくれて・・。
そこで、いろいろと話を聞き、気になる選手となったのでした。
病気により、小学生の頃右目が失明し、次第に左目の視力も落ちていき、25歳の時にはほぼ見えなくなったそうです。
段々と目が見えなくなっていく恐怖・・というものは、想像を絶します。
「恋です。ヤンキーくんと白杖ガール」の杉咲花さんの役がそうでした。
あのドラマでは、視覚障がい者の方が普段どう見えているのか・・ということが、丁寧に説明してあって、よくわかりました。
その後、気を付けて歩いていると、白杖を持った人を電車でよく見かけるようになりました。
視覚障がい者の方は、結構いるんだな~と改めて気づかされました。
その道下さんですが、盲学校に入って陸上の世界に入り、才能を開花させていったそうです。
そして、「見えないことなんて大したことない」と言っていたのがすごく印象的でした。
いろいろな困難を乗り越えて、悟りの心境のような言葉でした。
マラソンをするにしても、伴走者の方がいなければ走ることができません!
誰かの手を借りなければ走ることができない。
道下選手は、事あるごとに、「感謝」の言葉を述べ、いつも笑顔です。
本当に素晴らしい人だな~と思いました。
目が見えず、健常者がすんなりできることにも困難を要することでしょう。
それでも、一生懸命にがんばっている姿を見ると、「私、がんばってないな~」と苦笑い。
伴走者の方のサポートにも頭が下がります。
でも、道下選手の周りで支える人たちは、道下選手の周りにいることで、より幸せを感じることができるのではないかな・・とも思いました。
来年は、もっとがんばる私になろうと、やる気がでました~。
道下選手、ありがとう。
P.S
気持ちよさそう・・。