2019年11月21日(木) プーケットのプロムテップ岬にて
風景を撮影していたら
いきなり白人ギャルが前を横切った。
白人ギャルは、よさげな撮影ポイントを心得ていた。そして筆者に気が付いて、お邪魔してすいませんと謝ったので、構いませんよと返したが、明瞭な英語をしゃべった。どこの国の人か聞いたらロシア人だった。小柄で細身の人だった。
「写真を撮ってあげましょうか」と言ってくださったが、お気持ちだけ頂いて丁重にお断りした。ブログネタにしたいので写真を使ってよいか尋ねたら、OKという事だった。
ロシアギャルはひとりで来たと言っていたが、あとはどのような会話をしたか忘れてしまった。
マン島
この岬の先端まで行けるのだが、クラビでつま先がパックリ開いてしまい接着剤で補修したサンダルがこの時再びつま先が開いてドナルドダック状態となったので、岬までの踏破は断念した。
プロムテップ岬の風景をみたロシアギャル、「アメージングタイランド」としきりに感嘆していたが、ロシアにはない風景だったのであろう。
この写真を見るたびに、彼女のなぜだか少し愁いを帯びた、しかし優しい目を思い出すのである。今どこにいるか知らぬが、元気にしているだろうか。
さて、ロシアのメディアから目についた報道を紹介させていただく。
インテルファクス、 3月23日 23:09配信 ロシア人の68%がウクライナ侵攻を支持しているとの事。調査は、2022年3月11〜13日に、53の地域にあるロシア連邦の104の集落で18歳以上の1,500人の回答者を対象に実施されたらしい。
西側報道では、盛んにロシアでの反戦運動が報道されているが、実際はロシア市民の多数がウクライナ侵攻を支持しているのである。
これはロシアという国が、過去にジンギスカンやナポレオン、ヒトラーによって侵略されてきたという背景から、「攻撃される前に攻撃せよ」という思考が働くからではと、個人的には推測しているのである。ロシアがトルコに侵攻した1853年のクリミア戦争が今回のウクライナ侵攻に似ているような気がする。
いっぽうこういうロシアの人もいる。
ロシアのノーバヤガゼータ 3月23日 04:41 配信、私は人々がゾンビ化されるのをやめさせたい、
上写真 同紙より引用、以下自動翻訳概略
・ロシアTV局、チャンネル1のフランス特派員のザンナ アガラコワはチャンネル1を去りました。局は最近まで彼女の解雇についてコメントせず、3月22日火曜日に彼女はパリの国境なき記者団の事務所で会見を開いた。
・「近年、ロシア当局は独立したメディアを圧殺している。しかし彼らはまだロシアとどまり、生き残りを試みます。彼らは私が無限に尊敬している勇敢で、信じられないほど勇敢で、勇気のある人々なのです。」
・「私はロシアが私をスパイであると非難することを知っています、私がこのスピーチをするためにお金を受け取ったというでしょう。だが誰も私にお金を払っていない、私はスパイではない、私は私の国、ロシア以外の誰のためにも働いていない。」
・そしてこのこの会見には、たった1つの目標があります。ロシアの人々に私の声を聞いてもらい、プロパガンダを判別し、他の情報源を探すことを学んでもらいたい。ロシアの人々がゾンビになるのを止めたいのです。
・私はかつてアメリカで起こっている悪いことについてだけ報道した。私は悪いことだけを話しました。私の報告には嘘はありませんでしたが、都合の良い事実だけを取り上げ、それらを混ぜ合わせれば、大きな嘘になる。事実は真実ですが、それらの混合は宣伝です。
・これは現在ロシアのメディアで起こっていることです-彼らはクレムリンの視点だけを放送しています。クレムリンと異なる視点での放送の機会は与えられていません。
・「ニューヨークで、ストリートミュージシャンがアメリカとロシアの2人の大統領に対して風刺的な歌を歌っていました。私の娘は、彼らと一緒に歌った。私は娘に対して怒った「その歌はロシア人に向けて歌ってはいけない」と。娘は私に答えました:「プーチンがロシアのすべてではありません。」
・ロシア人は、極右政党(筆者記:東部ウクライナの親ロ派のことか?)がクレムリンと接触し、支援を取り付けていることを知りません。ロシア政府がウクライナにナチがいると言うと、すべてのロシア人は国を守るために立ち上がる。これは操作であり、これは嘘であり、これは巨大な欺瞞であり、これは私たちが何十年も抜け出すことができない巨大な悲劇です。
この記者会見のニュース、ロシアのメディアをネット上で見てみたが、2022年3月25日 6:00JST時点でノーバヤガゼータ以外では見つけることができなかった。
ちなみにこのロシアのチャンネル1は、放送中に乱入して罰金を取られた マリーナ オブシャニコワ氏の件で一躍有名になったテレビ局だが、オプシャニコワ氏も「ロシア人のゾンビ化」という表現をしていた。
日本ではあまり使われないこの表現の意味はよくわからないが、アガラコワ氏は会見で西側によるロシアへの経済制裁も批判しているので、ロシアを貶めるための会見でないことはうかがえる。
ラトビアのMeduza 3月23日 04:48 配信 「ロシアの人々がゾンビになるのを止めたい」、にはアガラコワ氏の会見の模様が動画で掲載されている。フランス語とロシア語による会見であるので言葉が判る方はご覧になられては如何であろうか。
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風景を撮影していたら
いきなり白人ギャルが前を横切った。
白人ギャルは、よさげな撮影ポイントを心得ていた。そして筆者に気が付いて、お邪魔してすいませんと謝ったので、構いませんよと返したが、明瞭な英語をしゃべった。どこの国の人か聞いたらロシア人だった。小柄で細身の人だった。
「写真を撮ってあげましょうか」と言ってくださったが、お気持ちだけ頂いて丁重にお断りした。ブログネタにしたいので写真を使ってよいか尋ねたら、OKという事だった。
ロシアギャルはひとりで来たと言っていたが、あとはどのような会話をしたか忘れてしまった。
マン島
この岬の先端まで行けるのだが、クラビでつま先がパックリ開いてしまい接着剤で補修したサンダルがこの時再びつま先が開いてドナルドダック状態となったので、岬までの踏破は断念した。
プロムテップ岬の風景をみたロシアギャル、「アメージングタイランド」としきりに感嘆していたが、ロシアにはない風景だったのであろう。
この写真を見るたびに、彼女のなぜだか少し愁いを帯びた、しかし優しい目を思い出すのである。今どこにいるか知らぬが、元気にしているだろうか。
さて、ロシアのメディアから目についた報道を紹介させていただく。
インテルファクス、 3月23日 23:09配信 ロシア人の68%がウクライナ侵攻を支持しているとの事。調査は、2022年3月11〜13日に、53の地域にあるロシア連邦の104の集落で18歳以上の1,500人の回答者を対象に実施されたらしい。
西側報道では、盛んにロシアでの反戦運動が報道されているが、実際はロシア市民の多数がウクライナ侵攻を支持しているのである。
これはロシアという国が、過去にジンギスカンやナポレオン、ヒトラーによって侵略されてきたという背景から、「攻撃される前に攻撃せよ」という思考が働くからではと、個人的には推測しているのである。ロシアがトルコに侵攻した1853年のクリミア戦争が今回のウクライナ侵攻に似ているような気がする。
いっぽうこういうロシアの人もいる。
ロシアのノーバヤガゼータ 3月23日 04:41 配信、私は人々がゾンビ化されるのをやめさせたい、
上写真 同紙より引用、以下自動翻訳概略
・ロシアTV局、チャンネル1のフランス特派員のザンナ アガラコワはチャンネル1を去りました。局は最近まで彼女の解雇についてコメントせず、3月22日火曜日に彼女はパリの国境なき記者団の事務所で会見を開いた。
・「近年、ロシア当局は独立したメディアを圧殺している。しかし彼らはまだロシアとどまり、生き残りを試みます。彼らは私が無限に尊敬している勇敢で、信じられないほど勇敢で、勇気のある人々なのです。」
・「私はロシアが私をスパイであると非難することを知っています、私がこのスピーチをするためにお金を受け取ったというでしょう。だが誰も私にお金を払っていない、私はスパイではない、私は私の国、ロシア以外の誰のためにも働いていない。」
・そしてこのこの会見には、たった1つの目標があります。ロシアの人々に私の声を聞いてもらい、プロパガンダを判別し、他の情報源を探すことを学んでもらいたい。ロシアの人々がゾンビになるのを止めたいのです。
・私はかつてアメリカで起こっている悪いことについてだけ報道した。私は悪いことだけを話しました。私の報告には嘘はありませんでしたが、都合の良い事実だけを取り上げ、それらを混ぜ合わせれば、大きな嘘になる。事実は真実ですが、それらの混合は宣伝です。
・これは現在ロシアのメディアで起こっていることです-彼らはクレムリンの視点だけを放送しています。クレムリンと異なる視点での放送の機会は与えられていません。
・「ニューヨークで、ストリートミュージシャンがアメリカとロシアの2人の大統領に対して風刺的な歌を歌っていました。私の娘は、彼らと一緒に歌った。私は娘に対して怒った「その歌はロシア人に向けて歌ってはいけない」と。娘は私に答えました:「プーチンがロシアのすべてではありません。」
・ロシア人は、極右政党(筆者記:東部ウクライナの親ロ派のことか?)がクレムリンと接触し、支援を取り付けていることを知りません。ロシア政府がウクライナにナチがいると言うと、すべてのロシア人は国を守るために立ち上がる。これは操作であり、これは嘘であり、これは巨大な欺瞞であり、これは私たちが何十年も抜け出すことができない巨大な悲劇です。
この記者会見のニュース、ロシアのメディアをネット上で見てみたが、2022年3月25日 6:00JST時点でノーバヤガゼータ以外では見つけることができなかった。
ちなみにこのロシアのチャンネル1は、放送中に乱入して罰金を取られた マリーナ オブシャニコワ氏の件で一躍有名になったテレビ局だが、オプシャニコワ氏も「ロシア人のゾンビ化」という表現をしていた。
日本ではあまり使われないこの表現の意味はよくわからないが、アガラコワ氏は会見で西側によるロシアへの経済制裁も批判しているので、ロシアを貶めるための会見でないことはうかがえる。
ラトビアのMeduza 3月23日 04:48 配信 「ロシアの人々がゾンビになるのを止めたい」、にはアガラコワ氏の会見の模様が動画で掲載されている。フランス語とロシア語による会見であるので言葉が判る方はご覧になられては如何であろうか。
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