駅から甲州街道を東へ進む。
街中には往時を偲ばせる建物が残ります。
駅から歩く事約10分で最初の目的地である
日野宿本陣へ到着。何だか日観連加盟旅館の看板の様であります。
ここ日野宿本陣は、日野の庄屋にして新選組の支援者であった佐藤彦五郎の屋敷を市が資料館として開設したものです。
まっすぐ行くとトイレに突き当たるがその手前に入り口があり200円(「新選組のふるさと歴史館」共通ならお得な300円)を払い入場。内部撮影は、商業目的でなければOK。暗いので手振れにご注意めされよ。わたくしも失敗多数やらかしました。
入り口近くには展示品があり。ボランティアの説明員がいて、希望するか否かを聞かれます。わたくしは勝手に見ようと思ったので断ったのですが、ボランティアの人も暇だったのか、つかず離れず後をついて来て、結局説明をしてもらったような形になりました。これが大正解。説明はぜひお願いしましょう。質問にも答えてくれます。
部屋へ入る。左に見えるのは新選組の羽織、もちろんレプリカですが自由に羽織れます。子供用もあり。羽織のある部屋の奥の部屋が土方歳三が昼寝に使ったという部屋、その奥は参勤交代の折、大名の家臣が詰めていた部屋だそうです。
いろんなものが展示してありますが襖絵などは複製です。
廊下
庭。かつては700坪(2,310㎡)もあったそうです。
土方歳三昼寝の間で羽織を着て昼寝する来館者。部屋は風通しがよく、昼間でも暗いので夏でも涼しい。昔の日本建築はみなこうだったようです。
談話室みたいな所があって、訪れた新選組フリークの方々が熱く語りあう。
談話室にあった新選組マスコット団扇。持ち出しはだめです。
ぬりえもあるでよ。色鉛筆も準備してあるのでその場で塗ることもできます。
子供の土産にしようと思ったが、数がなかったので遠慮したら、説明員のおばさんが「まだありますから」といって補充してくれました。ありがとうございました。
土方歳三昼寝の間から玄関を望む。
郷土資料館みたいな所かとあまり期待していなかったのですが、大満足。幕末や新選組に興味のある向きには非常に有意義な施設です。
ボランティアの方も熱心に説明して下さいますし、というか、ほんとに好きでやってらっしゃるというのがよくわかりました。おまけに親切。
近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。