これに乗り西山森林公園に向かいます。往復70元(約1,050円)
続いてリフトに乗り換え
リフト直下には登山道も整備されています。写真には写っていませんが、結構歩いて登っている人がいました。
森林公園は結構広い範囲に見所が点在しているのですが、残念ながら時間の都合で龍門のみの訪問となりました。
切符売り場。西山森林公園の目玉である龍門へは入場料30元(約520円)が必要です。国家AAAA級旅遊区です。
結構急な細い階段を上り下りしますが、お年寄りも元気に歩いています。
展望台には中国人民がひしめいていてなかなか景色を見る事ができませんでした。
西山森林公園内には山上展望台や古寺名刹が点在しており時間があればじっくり回ってみたいところです。ロープウェイとリフトはこの国の物価水準からして非常に高い。登山道も整備されています。次回来ることがあれば 1日かけて歩いて登ってみようと思います。
昆明三日目午前中は市内の「雲南民族村」へ行きました。あんまり期待していませんでしたが、結構見どころがあります。雲南省に住む25の少数民族の家屋や民俗風情を広い敷地内に展示してある、日本でいえば愛知県の明治村のようなテーマパークです。入場料70元(約1,050円)
入場門を入った所にある服務所ではガイドの少数民族のお姉さんが入場客のお声がかりを待っています。 日本語のできる人はいませんでした。
この日いた英語を解する唯一のガイドを雇いました。タイ族の娘さんで、雲南大学で英語を学んだそうです。1時間まで70元(約1,050円)、それ以上はいくらか追加料金がありましたが忘れてしまいました。敷地内の従業員宿舎に住んでるそうです。
歩くとつらいので電動カートをチャーター。料金は200元(約3,000円)。高いので大人数で借りるべし。
タイ風家屋の土産物店。ちゃんとした家屋展示もありますが、暗すぎて撮影不可能でした。
村の中の家屋の二階で民族舞踊を見学。50元(750円)なり。
出されたお茶とお菓子。お茶はウーロン茶のようなもので、お菓子は果物の砂糖漬けでした。
しばらくしてまたお茶が出ます。すごく甘い。日本でいえば冷やし飴のような味です。
続いてナシ族村
家屋の中の様子
展示品。日本でも一時話題になったトンパ文字です。
土産物売り場。市中で買うより高いです。
チベット系のなんとか族の村
ラマ教の祠です。
象のエサ(バナナ)を売りに来ます。「大象食品」思わず笑ってしまいました。
続いてなんとか族の村
中でか彼らの作ったワインが飲めます。一杯1元(約15円)
なんとか族のきれいどころがついでくれます。
左はトウモロコシから作った40度、右は米から作った20度のやつ。はっきりいって焼酎です。
土産物売り場。
他にまだ見きれていない場所もありましたが、時間の都合で民族村を後にします。カートのお姉さんに別れを告げます。
次の目的地、西山森林公園へ向かいます。近くのケーブル乗り場へ軽トラック(10元、約150円)に乗って行きます。ガイドのお姉さんが案内してくれました。
岩泉禅寺から高速道路にのり一路石林へ。
高速を降りるとアパート群が見えてきます。少数民族のでかい絵あり。
入場前に食堂でひるめし。出てくるのが遅いと店員に文句を言う赤帽子3号と空腹でお疲れ気味の新婚奥さん。食堂内は折からの雨と人いきれでむせかえり、異臭が漂い、蝿が飛び回っていますが、苦になるほどではありません。
ようやくひるめし。割り箸は使い回しで洗い方が不十分で前の客の食いかすが乾いたままこびりついている。皿もしかり。鳥の骨等の食いかすはテーブルの上に放置、これ中国式です。
少数民族の物売りのおっさんと少女が絵画の紹介を始めますが、誰も買う人はいません。ひたすら食う中国人。
石林の中は公園のようになっていて、遊歩道も整備され、自然景観そのままという感じはありません。緑地公園のような雰囲気です。入場料も取られますがツアー代に込みの為いくらかは不明。歩くと疲れるので全員一致でチャーターした電動カート。
周遊道路を電動カートで一周した後は、カートを降りて大石林へと向かいます。
混みまくっていました。おまけに雨の為、傘がぶつかって歩くのにも一苦労。
大石林を抜けて遊歩道へ入ると人がバラけて来ます。このとき日本人2人がツアーからはぐれてしまい、私1人が中国人7人の中に取り残されました。はぐれた2人を女性ガイドは必死に探していましたが、見つからない為、道ですれ違う仲間のガイドに情報提供を求めます。こっちを向いているお姉さんが、「二人なら、向こうの岩の頂上付近で見かけた」という情報をくれ、このお姉さんがここで二人を待ち受け、我々を追っかけてくれることになりひと安心、我々は先を急ぎます。赤帽子軍団はマイペース、新婚さんは何やらもめています。
帰りの車中。熟睡中の赤帽子軍団。左から1号(一番おとなしい)2号(親分)3号(一番やかましい)。
昆明二日目は世界遺産の石林へと向かいます。
前日にホテルロビーの一角にあるツアー会社のカウンターで予約を入れました。1人250元(邦貨約3,750円)とこの国にしては高めです。左奥、3人ほど人がたかっているのがツアー会社カウンター。中国語のみ可、筆談で予約。四つ星ホテル内なんだから英語くらい話せっちゅーの。ちなみに前から来る女の人は私とは無関係です。
朝8時30分出発。クルマは自動車教習所の送迎用ワンボックスといった感じのおんぼろ。
メンツは赤帽子の中国人おやじ3人組(車中で灰皿がないのにやたらタバコをふかす) 、中国人新婚カップル1組、バンコクの長崎人を含め日本男子3人、中国人運転手1人と中国人女性ガイド1人の計10人です。この女性ガイドもやはり中国語のみ、英語は全くダメです。
一応舗装道路ですがでこぼこが多く、クルマのサスも固いので腰とケツが痛い痛い。
トイレ休憩も兼ねて山中の宝石屋みたいなところで20分ほど停車。他のコースにも組み込まれているのでしょう、お客さんで一杯でした。
休憩後、40分ほど走ると、ありゃりゃ、石林ではなく、お寺へ着きました。岩泉禅寺、国家AA級旅遊区だそうです。
降りやまぬ雨に耐えかね、赤帽子3人組が門前の土産物屋で折りたたみ傘を購入。
左側
境内
境内へ入ると、お坊さんに赤い袈裟みたいなものをかけてもらいます。
ここも専門のガイドが付きましたが、これも中国語のみ。聞いててもわからん。説明を聞く新婚さんと赤帽子1号。
別のお堂の中では沢山の人が何やら神妙にひざまづいて、手を後ろにかざしています。実はこの後、お寺の人がおみくじをもって皆の後ろを左から順に歩いて行き、そのおみくじを引くのです。
駐車場風景、新婚さんが戻って来ず、探し回るガイドとのんびり車中でくつろぐ赤帽子3号、手前のおっさんは通行人。この後、新婚さんも無事戻ってきました。次はいよいよ石林です。
バンコク都の隣、サムットプラカーン県にあるワニ園に行ってきました。交通の便が良くない為、アパート近くのBTSトンローからタクシーを利用、渋滞もあり迂回を余儀なくされ片道約1時間、およそ200バーツ(邦貨約740円)でした。
正面入口
入口左側の切符売場で入場券を購入。外国人は300バーツ(邦貨約1,110円)。タイ人は60バーツ(同約222円)。この国には観光施設や国鉄切符などに外国人価格というものが設定されていて、外国人は割高な出費を強いられます。
入場口から園内を望む。
園内風景。3連休初日の土曜日お昼前でこの人出のなさ。
レストランでまずは腹ごしらえ。
ワニバーガー。カリカリに焼いていて少し甘めの味付けですが違和感はありません。70バーツ(邦貨約250円)
ワニバーベキュー。ホルモンとトリのササミを足して2で割ったような味。まずくはないです。串の一番上に刺さっているのは青トウガラシ 激辛です。30分は口の中と舌が痙攣状態。腹が丈夫でない人は絶対に食ってはいけません。1週間のピーピーシャーシャー状態が待っています。
続いてワニショーへ。毎時0分から約35分間。この日は2組が交代で勤務。それぞれ筋書きは少し違いますが主な内容は同じ。
ショーのクライマックス。何やら拝んでいます。
あっと驚くパフォーマンス。
無事離脱。投げ銭がたくさん飛んできます。
最後にご挨拶。投げ銭を独り占めしようとしてもめたり、逃げるワニを捕まえようとして逆に引きずられたりと、お笑いの要素も取り入れ楽しめる内容になっています。
ショー会場の横では20バーツ出して竿に紐でくくられた骨付き鶏肉を買い、ワニ釣りができます。実際はワニのジャンプショーですが。
ワニ園といっても、様々な動物がいます。これは人懐っこいテナガザル。おっとりしていて誰が行っても手を差し出します。
ヤギ
ダチョウ
トラ。白いのもいます。
ヒョウ
カバ。他にニシキヘビ、ラクダ、クジャク、アリクイ、カメ インドゾウ等いました。これにライオン、キリン、クマ、シマウマ、ペンギンがいればワニ園ではなく動物園になってしまいます。
園内には池もあり、ボート遊びもできます。
ゾウのショーもあり。 4両編成で入場。
チップを集めに来ます。器用に鼻でチップを受け取ると、ダン○ンと山崎邦○を足して2で割ったような顔をした象使いに渡していきます。
面白いので皆さんチップを出す方が多いようです。わざわざ上段の席から降りてくる人もいます。
2本足で歩きます。
お座りします。
特殊仕様の三輪車もこぎます。他に絵を描いたり、ディスコ調の音楽に合わせて踊ったりします。
ショーの最後には腹の下をくぐらせてくれます。これはタイでは縁起がいいそうで、皆喜んでくぐっています。3回くぐります。
最後にふれあい記念撮影。ここでは特にチップは不要。
忘れかけていましたがここはワニ園。いよいよメインの世界最大のワニ池へと参ります。
池の上にはこのような回廊が縦横に張り巡らされております。
東屋風のお休み処
回廊の下にはワニがうじゃうじゃいます。
ワニがいるから人が集まっているのか、はたまた人目当てにワニがいるのか、後者だとしたらちょっと怖いですな。
上の写真の場所から下を見る。まんなかのやつは特にでかくて気味が悪いくらいでした。ここには人工交配で誕生した世界最大のワニがいるそうです。エサ売りのおばちゃんに「どうやって世界最大のワニを見分けるのか」と聞いたらあっけなく「知らん」と言われました。
養殖池の稚ワニ。スピル○ーグ監督の「ジュラシック○ーク」という映画のワンシーンにこれに似たのがありましたなあ。
巨大ワニ剥製展示場。中国からの団体客御一行様が大はしゃぎでした。
白いワニもいます。
入口近くの土産物売り場。ワニ肉を安価で提供という意味のことを書いているようです。
別の土産物売り場のワニ革バッグ。46,000バーツ(邦貨約170,200円)タイ人の月収の3倍を超えます。
入口近くのスナックコーナー。お客さんが誰も来ないので、店員がタイ音楽とともに踊っていました。
主要観光スポットからかなり外れており、交通の便も良くない為、タイ人が主な客層のようです。
私が行った日はたまたまでしょうか、やたら観光バスで乗り付けてくる中国人が目につき、その次が白人、中近東系、インド人、韓国人の順番で 日本人は見ませんでした。
総じて半日は楽しめる観光施設です。場所的に不便な所にあるのが悔やまれます。