2018年3月18日(日)15時33分 ワットプラタートパノムの仏塔を参拝した。仏塔参拝の方法を忘備も兼ねて概略以下に記す。
・まずお供えセット(線香、ろうそく、花)を購入。売り場は近くに必ずある。
線香はバラで置いてあれば3本、ろうそくは1本取る。線香とろうそくが輪ゴムで束ねられている場合はそれをそのまま取ればよい。輪ゴムで束ねられているパターンは金箔を包んだ小さな藁半紙がついていることが多い。金箔は参拝の最後に仏像に貼り付けるものである。
・花は2~3本の束になったものか、蓮のつぼみ1本のパターンが多い。
・お供えセット代は金額が指定されている場合と寸志の場合があるが、20バーツ 邦貨約74円が相場と思う。
最初に仏塔正面にて礼拝、このときに線香とろうそくは使わない。花も供えない。
最初の礼拝が終わったら仏塔の周りを
火がついていない線香、ろうそくと供花を持って合掌読経しつつ願を掛けながら時計回りに3周する。
先に線香に火をつけてしまうと周っている最中に手に火傷を負うので線香 ろうそくは最後に供えるのだ。
この写真の茶髪のおばちゃんは蓮のつぼみ、ねずみ色のシャツのお姉さんは20バーツではきかない高い花飾りを持っている。
3周し終えたら、正面に戻り、ろうそくと線香に火をつけ(火をつけるためのろうそくはある)、ろうそく立て場にろうそくを立て経を唱える。
経を唱え終えたら線香さしに線香を立て、花を供え、金箔があれば仏像の自分の体の弱い所(肩こりを治したいなら肩、腰痛平癒なら腰)に金箔を貼りつけ完了。
礼拝は正座が基本だが、キツいなら写真のお兄さんの様な立膝の正座でも構わない。写真真ん中のねずみ色ワンピースの女性の様にタイ式正座ができれば一目置かれようが、これは体が軟らかくないと不可能である。
参拝が終わったら後は皆さん自由に写真撮影に勤しむのだ。順番を待って
筆者も1枚頂きました。
気合が入った人は白い装束で参拝する。白装束の人は境内の宿坊みたいな所に泊まりがけで来ている人だ。
宿代は無料だが、瞑想と奉仕活動が義務と聞く。
付記:ご存知の諸賢も多いとは思いますが寺院参拝の折は下記点に留意されたい。
・露天屋外でも仏塔や仏像を参拝する場合は靴を脱ぐ事。季節によっては相当に足の裏が熱い場合があるが我慢するしかない。
・男女とも膝下より丈が短いズボン、スカート不可。大ざっぱに言えば長ズボンでありさえすればGパンでもジャージでも可、長いスカートなら無問題。
仏塔参拝が済んだので後は靴を履いて境内を見学、以下次号